Thursday 20 Sep, 2007

本選びは難しい・・

本読みを続けている。

【セルフコントロール−交流分析の実際−/池辺酉次郎・杉田峰康】
SelfControl.jpg
分析はもういい。
最初に手にした本なら頑張って読んだのだろうが、もう疲れてしまった。今さら自己分析を繰り返すつもりはない、
ということで半分ほど読んで、あとは要約するようにスルーしてしまった・・・でも結構いい本かも。

本書では自我を構成する要素として
 P・・・思弁型(親的な自我状態)
 A・・・分析型(大人の自我状態)
 C・・・芸術型(幼児的な自我状態)
を挙げ、これらの比重(バランス)で人格を分析している。これに
 S・・・命・他者との関わり合い(P、A、Cを第三者的に見る視点)
を加えて、交流分析へと結びつける。

それから、やっぱり出てきてしまった「禅」の世界、そして聞き慣れている「自利利他」という言葉まで・・・んーやっぱりここに行き着いてしまったかぁー。だがDaddyがモヤモヤしているのは、そういうことじゃ無いような気がする。
ところで「利」って何なんだ?
こいつを除いて「自己 equal 他者 not equal 自己」ってのはどうだ?
何だか答えが知りたくなってきたぞ?!


【コミュニケーション学−その展望と視点−/末田清子・福田浩子】
communication.jpg
他者とのつながりをイメージして読み始めたが、全然ズレていた。本書が悪い訳ではなく、Daddyの本の選び方がまずかった。
言語や異文化にフォーカスし、これをつなぎ合わせる役割としての「コミュニケーション」をいろいろな文献から総集編のようにまとめた本だった。
結局のところ「異文化コミュニケーション」と「自己と他者とのコミュニケーション」とは構造的に何ら変わりないと・・・確かにそうかも。


なかなか電撃が走るような本は無いものだ。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:14   ==

Saturday 8 Sep, 2007

女性はどう考えるのだろう・・・

著者が女性の本をまとめて読んでみた。
Daddyとどのように考え方が違うのか興味津々・・・

左から
「わたしは誰 そして、ヒプノセラピーが始まった・・・・/井形慶子」
「どうして「まじめな男」と「頑張る女」が満たされないのか/海原純子」
「自分らしさを生きる心理学 女の自己実現・その方法/河野貴代美」
井形さんは編集長、他の方はカウンセラーである。
   who_am_i.jpg   Why.jpg   自分らしさ.jpg
ここで、先にセラピーとカウンセリングの違いを
<< セラピー >>
パーソナリティの深層心理(例えば潜在意識)からくる、心理的問題の解決や精神疾患の治療を心理的支援を通して解決していくこと。
ヒプノセラピーは催眠療法。

<< カウンセリング >>
心理学をベースに、日常生活レベルでの心理的な問題や悩みの解決、精神的健康の増進、自己成長、自己実現などを目的として行う心理的支援を行う対人療法。

ということで、セラピーのほうがちょっと重たいか。

全体通して、あまり違和感なく読めたことに驚いている。女性の考えてることは理解不能・・という箇所は1つも無かった。ちゃんと考えてる人は男女間でそんなにズレてないなぁ、とも感じた。
カウンセラーの方の本には「酒飲み親父」「暴力親父」「ただやさしい(何もできない)親父」などがご出演。どれもDaddyには当てはまらないと思うが・・・

また女性は「自分らしさ」を求めるのだが、男性はあまりそういったことに興味が無く「社会の中での地位」を求める傾向が多分にあるそうだ。
フム、なるほどねぇ、と思ったが、これにもDaddyは当てはまらなく、真逆である。地位なんざどうでもよく、常に自分が消えないように戦っているように思う。何をするにも目立たなければ意味がない、自分ならこうする・・・の考えが強い。そのくせ会社では、何でDaddyはこんなに目立ちやすいんだろう、とも思ったりする。今思うとおかしな話だが。
もしかすると私生活の時のDaddyと、サラリーマンをしている時のDaddyは別人である必要があるのかも知れない・・・が、DaddyはDaddyである。いちいち仮面を付け替えて、何てことは面倒でやってられない。
・・・んーなんか見えない。ちょっとまた後で考えよう。

===
新しく知った言葉もあった。
アダルト・チャイルド(チルドレン)
キッチン・ドランカー

はぁ?知らなかったの? と馬鹿にされそうだが、知る機会が無かっただけである。
特に「アダルト・チャイルド」ってのには、片足突っ込んでいた時期もあったか・・・と思い当たる。今でも引き摺っている可能性はある?
少々気になるところだった。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:50   ==

Tuesday 4 Sep, 2007

Mind 心の哲学/John R. Searle (原著)

心の哲学.jpgDaddy改革は続く!
・・・にしてもこの本は難解だった。Daddyには重た過ぎだ。
本気で「心の哲学」を学ぼう!という人が読むのならお勧めできる。
デカルト、二元論、唯物論、行動主義、心理学的決定論、神経生物学的決定論、感覚与件論、人格の同一性、等々・・・こういった言葉たちに振り回されない自信のある人じゃないとダメだ。もちろんそれなりに解説も入っているので、しっかり読めばある程度は理解できる。
前半は「心の哲学の歴史をおさらい」となっているので、かなり退屈するだろう。本書では過去に論じられたことを踏まえて、それを否定し発展させることで、次への新しい方向性を導き出している。

そもそもDaddyが哲学関連の本を読み出した理由だが、
「今の自分の存在とは何なのか・・」から始まる。
私自身が知っているつもりのDaddyと、Aさんから見たDaddy、Bさんが思っているDaddy、どれが本物のDaddyなのか、ということだ。私の知っているDaddyというのは、単に自身の過去を知っているだけに過ぎないのではないか?
それでは、なぜAさんBさんはDaddyをこんな人、あんな人、と認識するのか、できるのか?
見かけか、話した内容か?
だとすれば、顔が変わってしまえばDaddyを認識できないのか?
見たことだけある、という人ならばそうだろうが、それでもDaddyを認識できる人はいるだろう。風貌は変わっているが間違いなくDaddyだ!と。ならばDaddyが記憶喪失になり、かつ顔が変わっていて、話し方も変わってしまったら・・・?
恐らく何らかの鑑定でもしなければ誰にも分からなくなるのだろうが、それでもDaddyは存在していると言えるのだろうか?その肉体にDaddyとしての存在価値があるのだろうか・・・心とか精神ってのはどこにある?
つまりDaddyが今の自分でいられる(存在する)保証はどこにも無いってこと?

本書では様々な観点から哲学として「心(自己・意識)」を思考しているのだが、それでもなお、自分(精神)の存在が何なのか不明なのだ。最後には無意識とは・・・まで問い詰めて終わる。
だが「自分」ってのを大抵の人が持っていると思っているし、感じているだろう。どうにも説明(検証)できないが、「ある(否定できない)」ようなのだ。

・・・
とまあ、Daddyの私見も入れてまとめようと思ったら、収集が付かなくなってしまったが・・・。
誰かに答えを聞くつもりはないが、やっぱり記憶ってのは一つの「キー」になりそうである。
「無意識」の話となると、行き着く先は「潜在意識」か、それとも「禅」の世界だろうか・・・だがこれを今、突き詰めようとは思わない。

もう自己ってのを探り続けても、自分の亡霊を見つめているように思えてきた・・・
視点を変えた方がよさそうである。

今度は逆に世界を広げて見ようか。
自己を他者との関係において認識している部分が大きいことを考えれば、「コミュニケーション」「他者とのつながり」といったキーワードも浮かんでくる。むしろこっちのほうに力点を置いたほうが現実的で、今後のDaddyにとって糧となるような気がする。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:30   ==

Sunday 19 Aug, 2007

勝っても負けても「41歳からの哲学」/池田晶子

勝っても負けても.jpg週刊新潮の連載コラムを集めた「41歳からの哲学」の続編だそうだ。
一言で言って「面白かった」

時事のことを哲学的な思考で論評?しているのだが、哲学臭さを感じない。あまり難しい言葉は使わずに淡々と思考し、切り裂く。この面白さは分からない人には分からないだろう。何をグダグダと・・・で、5ページ読めない人もいるかも知れない。だがDaddyは「かなり」ハマってしまった。時々声を出して笑いそうになったくらいだ。
この手の本で笑えるなんて・・・。

そして哲学的思考法も見え始めた? というか、すでにある程度は見えていたのだろうか? 思ったより抵抗無く読み進められているのは何故なんだろう。
自分の存在、生きる・死ぬ、言葉の力(正義と力)、実・虚、わかる・わからない、等々・・・どうやら考え行き着くところは「Daddy発狂!」か?
・・・深みにハマりつつあるのかも。

今日の朝日新聞に本書の著者である「池田晶子」さんの別の本「暮らしの哲学」が紹介されていた。本書を読み終える直前にたまたま見たのだが、そこの掲載記事に愕然としてしまった。池田さんは今年2月、46歳の若さで他界されていたそうだ。「他界」なんて書いてしまうと「他界とはどこの世界ですか。見たことあるのですか。そんなものは・・・」などと、池田節が炸裂してしまいそうだが。
もっと歳を取った池田さんが何を記すのか読んでみたかった・・・

偶然に悲しみと出会ってしまったが、Daddy改革は始まったばかり。
まだまだ読みたい本がたくさんあって、大図書館に予約までしてあるのだ。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:13   ==

Saturday 18 Aug, 2007

説得力を高める思考術/鷲田小弥太

思考術.jpgサブタイトルが「能力主義の時代を軽快に生きる哲学」である。
参考になるところは大いにあった。
論争に勝つ方法、論争に負けない方法、論争に勝たない方法・・・
止めは「バカには勝てない」である。さらに「バカは伝染する、共同する、無敵の力」とまで・・・明日は我が身かも知れない。馬鹿にならないようにしよう。

それと「哲学は常識に追いつかれる」、これは予想外の展開だったが、だからこそDaddyは哲学に関する本を読み漁っているのかも知れない。
時間の掛かるものとそうでないものもあるのだろうが、常識の枠を取り外して哲学的に導き出した考えが、また常識となってしまう、ということだ。
そう考えて読み進めていると、どうも当たり前のことが多く書いてある・・・一体いつの本?と思ったら、1997年発行の書だった。なるほど、今では常識になっている事柄が多い訳だ。

しかし大変気に入らないところもあった。「自閉症」の記述だ。
前回読んだ「人生の大きな疑問に答える哲学の本(2001年発行)」にも似たような記述があったのだが、心の病として書かれている。本書では、自分の土俵に立て籠もった状態、その一例として弱いところにぶつかっていく「家庭内暴力」が挙げられていたが、とんでもない間違いである。
近年では脳発達障害の一種「脳障害」として広く知られるようになったが、当時はこの程度の認識が極普通だったのだろうか。ということは、今でもそのような認識でいる方も意外と多いのかも知れない。「自閉症」という言葉(漢字)自体にも、確かに誤解されるような要素があるので気に入らないが・・・

脱線したが、Daddyがこれで「説得力」を身につけられたか?というと、正直分からない。人生のヒントにはならなかったが、何か得られた感じはしたので、思考を続け、活かすことができればと思う。

さぁ次の本、ジャンジャン読もう!!
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:49   ==

Thursday 16 Aug, 2007

人生の大きな疑問に答える哲学の本/白取春彦

人生の大きな疑問に.jpg本が読みたくなって、近くの大図書館から哲学ものを中心に数冊借りてきた。
まず一発目、「人生の大きな疑問に答える哲学の本」
だいたい「人生の大きな疑問?」なんてことをいうくらいなので、どうも読む前からウサン臭い、と思ってはいたが図星!
結局、大きな疑問ってのが何だったのか分からず仕舞いだ。

インターネット・オンライン書店「ビーケーワン」の書評を見たら、やはり・・・滅多切りにされていた。
Daddyも同感である。哲学者の文言を引用し、著者がそれなりの見解を述べてるのだが、これがどうにも浅すぎる。
別にDaddyは答えが欲しい訳ではない。今の自分に何らかのヒントを期待しているだけなのだが・・・どうやら本の選び方を誤ったようだ。

時間もったい無かったが、挫けず次に行ってみよう!
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 21:25   ==