Wednesday 27 Feb, 2008

アラン・ギルバート

久しぶりに特に予定のない休日。ここ2週連続で日曜出勤をしていたので、今日は振替休日のDaddyである。
今年に入ってからは、ゆっくりとMyオーディオで音楽鑑賞をする機会が無かったため、ハードディスクレコーダには録り溜まった番組がぎっしり!!
今日はこいつを消化しよう。

まずは、1月6日放送の「題名のない音楽会21」
ひぇーー、いきなりランラン様の登場!! Daddyが好きなピアニストの一人である。いつもは軽く飛ばしながら見ている音楽会なのだが、今回は最後まで釘付け・・・やっぱりこの人ったら凄いわ。見終わってからも番組を削除できないのである。

それから同日放送の「N響アワー」
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」を全曲、指揮はアラン・ギルバート。このお方、Daddyとほぼ同年代なのである。そして来年にはニューヨーク・フィルの音楽監督にご就任されるとのことで、どんな演奏を聴かせてくれるのか、本を片手に流していたら・・・
いゃー、久しぶりに気持ちいい英雄交響曲を聴かせてもらった。題名のない・・と同様に、いつもであれば軽く聞き流して、あるいは所々飛ばしながら見ることがほとんどなのだが、第4楽章までしっかり集中して聴くことができた。(本なんか読む間がなかった)
ギルバート氏の指揮は大袈裟な感じが無く、見ていて疲れない。誰とは言わないが、Daddyは体を振って懸命に指揮する姿はあまり好きではない。
その点、ギルバート氏の振りはしなやかで直感的。よって曲の聞き所が掴みやすく 「こんなところあったかー?」というような演奏箇所が幾つかあって、やや聞き飽きてた曲ではあったが、とても新鮮に感じられた。

それにしても若くしてNYフィルか。
NYフィルといえば、マーラー、トスカニーニ、ワルター、バーンスタイン
・・・と大巨匠が並ぶのだが、そんな過去の偉人たちのプレッシャーに負けるな!
これから要チェックなマエストロなのである。


で、結局1月分の番組を見きれなかった・・・
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 18:28   ==

Saturday 19 Jan, 2008

海上自衛隊東京音楽隊

昨日というか、今朝4時まで飲み歩いていたDaddy。起きたら昼の12時過ぎ。やばーい!!
ニューイヤーコンサートの開演は午後1時、演奏開始が2時である。

起きるなりファミリーに「出かけるぞー!!」の大号令。さっさと支度して出発だ。しかし、こんなときに会社からのTEL! まぁ大した用件ではなかったので一安心。何だかバタバタと忙しい。

20080119-leaflet.jpg何とか演奏30分前、無事に会場入りした我がファミリー。ところが予想以上の満席。なんたって無料のコンサートなのである。仕方なく、久々の2階席へ陣取った。

どうもクラシックコンサートと違い、雰囲気はかなりフランクである。小中高校生からかなり年配の方まで、それなりに入っている。特にブラスバンドをやっている人たちには、最高のニューイヤープレゼントとなったであろう。

さて演奏は?
クラシック、ジャズ、ミュージカル、そしてマーチ。盛り沢山のてんこ盛り!
クラシックコンサートのように一曲一曲が長くないので、テンポよく演奏が進んでゆく。また全体的な演奏レベルはかなり高いのに正直驚いた。さすが東京音楽隊なのである。
Daddyが一番良かったと思った曲は、滝廉太郎の「荒城の月」、これのトランペットソロが哀愁漂ういい音で、とても感動できた。

20080119-3rdFloor.JPG1時間ほどの演奏で休憩時間となったので、息子たちといつものようにコンサートホールの探検に出た。
3階席に上がってご満悦の息子たち。だが高所恐怖症のDaddy、次男坊が手摺りにつかまって下を見ている姿を見ているだけで、腰がガクガクになってしまう。
頼む、やめてくれー・・・

後半の演奏、そしてアンコール2曲。
アンコールでようやく「軍艦マーチ」が演奏された。戦争の悲劇を思い出す年配の方もいらしただろうが、世界に誇れる名曲である。素晴らしい!

トータルで2時間ほどのコンサートだったが、無料のコンサートにするには大変もったいなかったと思う。Daddyなら1000円払ってもまったく惜しくない。とっても得した気分なのであった。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:11   ==

Sunday 25 Nov, 2007

クラシックコンサート(3連休3日目)

20071125-angle.JPG昨年11月(旧記事:クラシックコンサート)から約1年、チェコ・プラハ管弦楽団との再会である。指揮は変わらず武藤英明さん。

子供たちは初のクラシックコンサートである。頼むから最後まで静かにしていてくれ・・・
写真はDaddy&長男坊の席からのアングル。MyWifeと次男坊は3列ほど前、こちらは自由席だが悪くない場所である。
そして演奏前には、いつものようにピアノ見学・・・
何と「ベーゼンドルファー」である。これは興味津々!!

==* 1曲目 *==
「ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11」
ピアノ演奏は昨年ベートーヴェンの皇帝を弾いた方で、当ブログではノーコメントとしていたが、今回はどうか?

ピアノの音はとてもやわらかい。高音部分がおとなしいので、人によっては高音に難あり、と言われるかも知れないが、変にキンキンしてなくてDaddyは好きである。オーディオのスピーカーもそうなのだが、この柔らかさがヨーロッパの音を感じさせるのだ。若い頃はあまり好きな音ではなかったが、年を取るにつれこういった音も好むようになってきた。

オーケストラの演奏はなかなかイイのだが、このコンサートホール、音の減衰が早すぎで、オケが良く鳴らない。我が町のホールの方がずっと良く感じた。
さて肝心のピアノ演奏だが・・・やはりノーコメント。外国ならブーイングになるだろうに。どういった背景があるのやら、何か訳ありなのだろうか?

==* 2曲目 *==
「チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」
天満(てんま)敦子さんの登場である。
なんだか出で立ちが、ハワイで散歩しているどこかの「オバサン」って感じだったが、一度演奏が始まってしまうと【さすが】なのである。
DaddyはCDでウィーンフィルとか、そこそこレベルのものをかなり聞き込んでいたのだが、まったく良さが理解できないでいた。
しかし天満さんの演奏で、曲に対する不満は一気に吹き飛んだ。ヴァイオリン協奏曲ってのは、生で聴かないと良さが分からないようだ。
何しろソロが凄い!!ヴァオイリンが唸る!!
一人の演奏でここまでスゴイ音が出せるのかぁ・・・と聴き惚れてしまった。途中、弦が切れるんじゃないかと心配してしまったくらいだ。
実際に、弓(ボゥ)のほうの「毛(ヘアー)」は何本か切れてしまい、ボゥの動きと一緒にフワフワしていたのだが。大舞台の場数を踏んでいる天満さんは、そんなこと気にならない様子だった。
すっごい演奏で第1楽章が終わると、会場からは盛大な拍手が!! 曲の構成もオペラの第1部が終了したような雰囲気のある終わり方なので、拍手も不自然ではなかったが。(もちろんDaddyは拍手をせず、第2楽章を待っていた)

==* 3曲目 *==
休憩を挟んで、
「ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 作品92」
今年7月にスペイン国立交響楽団の演奏を聴いて以来なので、ついつい比較してしまうのだが、これが予想以上に良かった。
第1楽章
これはどうでもいい。
この曲は第2楽章からが聴きどころ、これがDaddy流!
第2楽章
ヴィオラ、チェロ、コントラバスの静かな低音和音から始まる。Daddyがよく口ずさむメロディーでもある。ベートヴェンは何てカッコイイ曲を創ったのだろう!
オケの構成がスペイン国立交響楽団より小さいのだが、演奏は悪くない。音の安定感はスペイン・・に軍配が上がるが、曲の躍動感はチェコプラハ・・のほうがDaddyの好みだ。
第3楽章
待ってました! しかも速い。こんなに速くていいんですか?(次の楽章はもっと速くなる)
気持ちいいリズムで、Daddyの頭が少しだが前後左右に揺れる。じっとなんかしていられない。こんなに素晴らしい演奏なのに、何でみなさん「じーっ」と動かないで見ていられるのだろう。マナーではあるのだが・・・まるでDaddyがアホみたいじゃないか。それでもDaddyは止まらない。終いには右手も指揮棒を振るようにささやかながら小刻みに動き出す。ちなみにこれもマナー違反である。
第4楽章
予想通りの展開で、かなり速い。
祭りの終わりである。オケ全体がうねり、唸り出した。このギュンギュンした感じとスピード感が出ないと第7番は面白くない。
だがこのスピードでは金管楽器が・・・思った通りにちょっと遅れるのでこれまた面白い。思わず「頑張れーっ!」と応援したくなってしまった。
曲が終わると感極まったDaddyが声を上げる 「Bravo !!」
今回は涙の代わりにブラボーである。そんなことしたことなかったが、嬉しくて何かやりたかった。

アンコールは「鉄腕アトムのマーチ」とDaddyの知らない曲が一曲。
やっぱりクラシック音楽はイイ!!
子供たちはというと、やはりまだ早かったようでダレダレである。それでも本物の音楽を聴いた記憶はしっかり残ったハズだ。またそのうち機を見て連れて行こうと思う。

来年はDaddy、是非ともオペラを観に行きたい!!
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:58   ==

Wednesday 14 Nov, 2007

学校開放デー&クラシックコンサートチケット

「学校開放デー」ということで、息子たちの通う小学校へ足を運んだ。
朝もたもたしていたDaddy、学校に着いたときは2時間目が終わって「業間(休み時間)」である。
なぜか休み時間なのに児童が一斉に外へは出てこない? クラス単位で時間が微妙にズレる・・・。何でかと思ったら、授業の終わる時間がクラスによってまちまちなのだそうだ。チャイムが鳴らないのである。
へぇー・・・長男坊はもう3年生になるのに、今さら知ってしまった。
Daddyとしたことが・・・

3時間目からは長男坊、次男坊ともに図工。
      20071114-class3.JPG   20071114-class1.JPG
2人とも楽しそうにやっていた。
適当に校内を回って、それからは隣町のまた隣のO町へ遠征。
昨年我が町にやってきた「チェコ・プラハ管弦楽団」のコンサートチケットを購入しに向かった。狙いはB席(自由席) 2,000円を4枚である。
O町役場の隣にある楽器店にて、チケットをお願いするも・・・残念!残り3枚しかなかった。
クソー・・・だが演奏曲は息子たちの知っている曲なので、是非とも聴かせてあげたい。仕方なくA席(指定席)4,000円を2枚、B席2枚とした。・・・座席は2列しか違わないのに、4,000円も余計な出費となってしまった。
 << 今回の曲目 >>
1.ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
2.チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
3.ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 作品92
(↓↓リーフレット拡大可)
20071114-leaflet.jpg息子たちの知っている曲はショパンとベートーヴェン。たぶん空で全部歌えちゃうんじゃないだろうか? そのくらい我が家では聴き込んでいる。
昨年(旧記事:クラシックコンサート)はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」に泣かされたDaddyである。もともと交響曲第7番はあまり好きではなかったが、カルロス・クライバー&バイエルン国立管弦楽団の演奏(CD)で、すっかり虜になってしまった。今回の第7番にも期待したい。
第3〜4楽章は是非速めのテンポで!!
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:07   ==

Sunday 11 Nov, 2007

音楽雑誌

20071111-books.JPG昨日は飲み明け(午前4時過ぎに帰宅)、すっかり風邪を引いてしまった。
2,3日前から急に寒くなってきた。日中の気温が12,3℃である。寒くて体調も優れないから出歩かない。息子たちのピアノレッスンや家事手伝い、久しぶりの音楽鑑賞で過ごした。
昔々の小澤征爾さんのビデオ「OZAWA」を途中まで観た。カラヤンと話しているところなんかは歴史を感じる。Daddyの中では第一次クラシック音楽ブームだった頃だ。
ビデオの中では「ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第2番」の演奏の様子が流れる。あまり演奏会では聴くことの出来ない曲なので大変良かった。

夕方から大図書館、それからスーパーマーケットへお買い物。
最近のDaddy、カルロス・クライバーの記事を読み漁っている・・・
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:06   ==

Wednesday 19 Sep, 2007

魔笛「The Magic Flute」

映画「魔笛」を観てきた。曲はもちろんモーツァルト。演奏はヨーロッパ室内管弦楽団となっている。

20070919-Ticket.JPG感想はまあまあ、といったところ。好きな人じゃなければお勧めはできないが、在り来たりな映画を観るくらいなら、こちらのほうがちょっと変わってて面白いと思う。オペラの映画化なので、ストーリー性を求めるなら物足りないだろう。

Daddyは音楽を聴きに行ったので、その辺を記しておこうか。
映画館の音なんてコモってて、変に響いて・・・という印象があったが、今回クラシック音楽を聴けたことで、思っていたよりレベルの高いことが分かった。「魔笛」では最近の映画にありがちな耳障りな重低音は控えてあって、そこそこ管弦楽の音を楽しめる。
特に音の定位が決まっており、ヴァイオリンやチェロ、コントラバスの鳴っている場所がはっきり聴き分けられた。音質は中域が中心で、ホワ〜ンとしたヨーロッパ系オーディオのような音になっている。しかし音の艶っぽさやスピード感(金属音の響き)などでは弱さが感じられた。(そういう音源だったのかも?)

20070919-MagicFlute.JPG映画として良かった点は、字幕が入るので歌の意味がよく分かり、ストーリーがしっかり追えたこと。それから台詞・歌がすべて英語(原語はドイツ語?)だったので、こちらからもある程度の意味が掴めたことくらいか。
逆に物足りなかった点として、クライマックスシーン「試練の道?」、火の試練と水の試練はどうせ映画なんだからもっと派手にやったほうが感動的になったと思う。・・・歌劇のイメージを壊したくなかったのだろうか?
それから「夜の女王」は最後どうなっちゃったのか、よく分からない終わり方。ザラストロが助けようと手を差し伸べたが、振り払って奈落の底へ落ちてゆく・・飛べるのに自殺ですか?
それに「魔笛」の神秘のパワーも、もっと強烈に示して欲しかった!

という、何とも不完全燃焼な感じが残ってしまった。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 16:40   ==

Saturday 28 Jul, 2007

昔々の日本のオーケストラ

BSフジで昔々の日本フィルの公演が放映されていた。
1960年代、白黒テレビの時代である。

20070728-J-Phil.JPG

それにしても、もの凄いヒスノイズ。アナログテープ録音ではどうしたって発生するノイズだ。Daddyが学生の頃(つい15,6年前、カセットテープが主流の時)まではごく当たり前だったのだが、とても懐かしい音に感じる。現在のデジタル録音・再生環境ではあり得ないノイズだ。

オケ演奏の方だが、現在と比べてしまうと驚くほどレベルが低い。
ティンパニのばらつき、金管楽器の不安定さ、瞬間で合わせる時のタイミングのズレ等々・・・
でも当時オーケストラの演奏を聴いてた人ってどんな人たち?
金持ちだけだろうか?
ステレオ(レコードプレーヤ)の無い家は多かったろうし、それ以前に
演奏をレコーディングするオケも少なかった?
Daddyがよくやるオケの聴き比べなんて出来なかっただろうから、どんな演奏が良いのか、ホールで聴いている人たちも分からなかったんじゃなかろうか。

・・・
いろいろ書きたいが深みにハマリそうなので、ここらでやめとこ。

(7月29日掲載)
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:10   ==

Friday 29 Jun, 2007

クラシックコンサート!!

070629_BeforeOpening.jpgフジ子・ヘミング(最近はイングリット・フジコ・ヘミング)とスペイン国立交響楽団(指揮:エイドリアン・リーパー)のクラシックコンサートに行ってきた。

まだ開場前、ちょっと退屈。
フジ子さんの弟さんがウロチョロしている(そっくりなのですぐ分かる)・・・撮りたかったが、ウロチョロするので携帯カメラでは動きを追えない・・・せわしい人だ。

070629_gathering.jpg開場前だがぼちぼち集まってきている様子。
それにしても女性が多い、95%以上は女性である。10人中1人も男性は居ない。あまり男性が多くても変だが、それにしても少なすぎる。

そして開場直前(5分前くらい)になると、なぜか皆さん並び出す・・・?
係の人が「OXン・・ばぶぼぼおんでください」とアナウンスしていたが、拡声器の音声がこもっていて、すぐ側で聞いているDaddyでさえ何を言っているのかよく聞こえない。
070629_InLine.jpg何か大切な話かと思って「何言ってるか聞こえないんですが・・・」と、こちらから尋ねたら「4列に並んでください・・・」だそうだ。
拡声器使用しない方がよく聞こえるじゃん。
それにしても全席指定なのに、なぜ並ぶ??

【↓写真拡大化】
070629_Stage.jpg
DaddyとMyWifeの席は前から2列目。
写真はDaddyの席からのアングルである。

そしていよいよ第1部開演!
===== 曲 目 =====
ファリャ:恋は魔術師より、パントマイム、愛の戯れの踊り
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」

まずファリャ、随分とCDで予習しておいたが、あまりイイ感じの曲ではなかったので、軽くスルーするはずだったのだが、生オケの演奏はさすがに違う。カッコイイ!シビレた!!
エイドリアン・リーパーの印象もリーフレットの写真とはかなり違う。ダンディな風貌で、振りも分かりやすい。
今日のオケは当たりだ!!と直感した。

ファリャの演奏が終わるとスタインウェイのピアノがセッティングされ、いよいよフジ子ヘミング様登場!!
タダでさえ拍手の嵐だったのに、さらに増音!怒濤の拍手!!
いゃーとうとう拝見できました、生フジ子。

そして「皇帝」の演奏。
変ホ長調トニック和音が一斉に鳴る「ダーーーン」、すかさずフジ子様のピアノ分散和音連続!(ん?今日はちょっと控えめ?)
TVやCDで聴いていたのと同様、相変わらずテンポの読めないピアノ演奏でハラハラする。それでもやっぱりフジ子のピアノだぁ・・・と、しばし聴き惚れていたが・・・
第1楽章途中でフジ子様の演奏が突如崩れた・・・音がオケと合っていない。心の中でDaddy(どこ弾いてんの?) 皇帝のフレーズじゃない。メチャメチャなピアノ演奏になっている。ミスを埋めようとして、それが「徒」となったのか・・?
ヤバイ、ほんの一瞬だがオケが止まった。コンマスと指揮者のアイコンタクトはもの凄いやりとり。コンマスは若干諦めの表情に・・・
知らない人のブログによると、先週は完全に演奏が止まり、指揮者がフジ子さんに譜面を示した、というのを知っていたので、今回もか・・・
と思ったが、エイドリアン・リーパーは演奏を止めなかった。そして、なにをどうしたのか分からないが演奏を持ち直したのだ。
スゴイ。時間にして5〜10秒間だったと思うが、あの状況から演奏を止めずに続行するとは・・・
それから第2楽章、初めのほうで譜面とは違う曲になってしまった部分もあったが、大きく崩れることは無く調子をグングン上げて第3楽章へ・・・
感無量である。

【 第1部アンコール 】
「皇帝」が終わり、一度ステージから消えるフジ子様だが、またすぐに戻ってきた。またもや怒濤の拍手!!
そしてご本人、マイクも使用せず、か細い声で聴衆への礼を述べられたあと「みなさん(オケ)とショパンのピアノ協奏曲第1番の第2楽章をやります・・」
思わずDaddyは「やったーー!!」と小声で。

このショパンの演奏がとても良かった。もうメロメロ、トロけそうな演奏。
しかしここで予想外の障害が、Daddyの右隣のオバチャンが、そのまた右隣のオバチャンと演奏中にしゃべり出した。しかも小声ではない「普通の声」で・・・一言で終わるのかと思ったらペチャクチャと・・・
さすがにDaddyはキレた。思いっきり二人のおばちゃんにダマレッ!!と激高視線を向けた。
クソーー!!もう少しで泣けるところだったのにぃ。まったく不愉快である!!

それからフジ子様が再度ステージから消えて、再々登場。
またもや、か細い声で「リストのため息とラ・カンパネラを・・・」で会場は歓喜の嵐!!

いゃーそれにしてもタフな女性だ。打鍵の強さは最後まで衰えなかった。
特に「ラ・カンパネラ」では左足のペダルを押さえる音が「バスンバスン」と聞こえて、すごい迫力。
結局泣けなかったが、ハラハラしながら感動した。やはりちょっと異質なピアニストである。

・・・
休憩を挟んで、第2部へ
===== 曲 目 =====
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92

演奏はボチボチ。
第1楽章と第3楽章はちょっとゆっくり目。響きを大切にした演奏。
第2楽章は普通にスローペース。重厚さを全面に出していた。
第4楽章はやや速めで良かった。
(アニメ・のだめカンタービレ最終回でも使用されていたが、こちらは遅めでDaddyの好まない演奏だった)

【 第2部アンコール 】
ファリャ:三角帽子より、ファンタンゴ。
またもやファリャなのだが、これも良かった。このオケでファリャのCD発売するなら是非購入したい。ほんとカッコイイ!!

そしてもう一曲、
エルガー:愛のあいさつ
ここでとうとうDaddy撃沈。右目から涙がポロリ・・・。
緊張感のある曲が多かったので、ホッとしたのだろうか?
ピアノやヴァイオリン独奏ではよく聴く曲だが、オーケストラバージョンは初めてである。これがたまらなく美しい響きの曲だった。

最後にエイドリアン・リーパーより、今日が2週間続いた日本公演の最終日であること、それから今日を以て5人のオケ奏者が退団するとか・・・(ある程度英語のまま理解できたが、通訳の話はなんか??中途半端な感じだった)

さて、
次のクラシックコンサートはいつになるだろうか。
安いチケットで子供たちにも聴かせたいが、まだ2時間以上はジッとしていられないだろう。
それよりユーリシモノフ、近くまでこないかなぁ・・・

帰宅してからMyWife曰く、第7番第4楽章の「パーッパパッパパッパパパパパパパパパ」が頭の中でグルグルしてる・・・
Daddy曰く「おまえの頭はいつもそうだろうが・・・」
MyWife(大笑い)

(6月30日掲載)
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 16:45   ==

Sunday 24 Jun, 2007

楽しみなクラシックコンサート

いよいよ今週末、フジ子ヘミング様のコンサートである。
Fujiko_Leaflet.JPG知らない人のブログから、一昨日の公演での曲目が分かった。
Daddyの行くコンサートも同じオケの演奏なので、曲目はそう変わらないはずだ。

***************** 予想される曲 **********************
ファリャ:恋は魔術師より(愛の戯れの踊り)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

(アンコール曲)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番より(第2楽章)
ショパン:エチュード第12番「革命」
リスト:ラ・カンパネラ

ベートーヴェン:交響曲第7番
**********************************************************
本当にこのプログラムなら、何と素晴らしい!これは泣ける!!
コンタクトレンズを落として無くさないよう気をつけよう。

ベートーヴェンとショパンのピアノコンチェルト、両方聴けるかも知れないのだ。どの曲も今年2月から何度も聴いており、あとはDaddyも本番を待つのみ!
チケットを入手したときよりも、期待感は遥かに高まっている!!
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 21:23   ==

Tuesday 19 Jun, 2007

ベートーヴェン交響曲第7番 イ長調 作品92(その2)

今年2月の記事に聴き比べを掲載したが、それからも聴き続けている。前記事(ベートーヴェン交響曲第7番 イ長調 作品92)では「カラヤン」が総合的に良かったのだが、それでも満足できていない。面白みが感じられないのである。

最近3枚のCDを聴いた。
指揮/演奏
ブルーノ・ワルター/コロンビア交響楽団
カルロス・クライバー/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
カルロス・クライバー/バイエルン国立管弦楽団

ワルター指揮の演奏、これはなかなか良かった。やはりワルター・コロンビア響の音だ!!
Daddyをクラシック音楽好きに引き摺り込んだのは、ワルター&コロンビア響のベートーヴェン交響曲第3番「英雄」だったので、この指揮者にはちょっとした思い入れがある。
この第7番もさすが・・・7番ってこんなに優雅だったかぁ?という印象を受ける。落ち着いた第3楽章、速攻の第4楽章!!やはりDaddy好みの演奏を聴かせてくれた。
がしかし、録音が古い(1950年代後半)ため、音質が今一つで、中音域のふくよかさが聞こえない。こんなにイイ演奏なのに大変もったいない。最新の技術でワルター渾身の録音をして欲しい、と多くのワルターファンは思っているに違いない。
だがこのお方はもうこの世にはいない・・・

次にクライバー&ウィーンフィル
綺麗な演奏・・・としかコメントのしようがない。まぁ無難な演奏といいますか・・・ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の音ってイイんだけど、聴き終わるといつもこんな印象。
きっと良い演奏なんだろうけど、綺麗過ぎてDaddyの好みじゃないのかも・・・なんか面白くない。

Kleiber.jpgさて、もう一枚のクライバー。演奏はバイエルン国立管弦楽団。
詳しい事情は知らないが演奏は1982年のライヴ録音であるにも関わらず、昨年(2006年)にようやく発売されたものである。なぜクライバーの死後2年も経ってから発売になったのだろう・・?
以前クライバー&バイエルン国立管弦楽団のベートーヴェン交響曲第4番と第6番「田園」のCDを聴いたことはあったが、いずれも異常事態であった。なんだこれは?という刺激的な演奏。
初めは度肝を抜かれるが、聴き終わると「スゲェー!ブラボー!!」ってな感じになるのである。
そして、この第7番も例外ではなかった。楽団が違うだけでこうも演奏が変わるものか。

気に入ったのでレポートしよう。

第1楽章
出だしのオーボエの音から何か違う。あれっ?これオーボエ・・だよね?って感じ。ソロなのに控えめだからか??
それからヴァイオリンの音がガリガリで元気いっぱい。

第2楽章
ちょっと速い演奏。けど変に重っ苦しくなくていい。第7番に暗い楽章は似合わない。
楽章最後でのピチカートがかなり強めで意外性を感じた。

第3楽章
Daddyはここからが第7番の聴きどころだと思っている。第3楽章と第4楽章の演奏で、曲の印象が全く変わってしまう。
次の最終楽章へ引き継ぐ前段階と言うことで、この楽章は遅めに演奏される場合が多い。しかしそんなことなくテンポは速めだ・・というよりベートヴェンの指示通りの速度と言った方が良いのか??
ちょっとティンパニがダラッと間延びした感もするが、もちろん意識してこうしたのだろう。ダイナミックな演奏である。

第4楽章
さぁ、祭りの終わりだ!速攻速攻、押せ押せ!!歌え踊れ騒げ!!
これは気持ちいい!!

クライバー&バイエルン国立管弦楽団の演奏は退屈なところが全くなく、聴いてて飽きないし楽しい。
ベートーヴェンの交響曲好きな人にはお勧めのCDである。ちなみにSACDハイブリッド盤なので、スーパーオーディオCDの再生環境があればなおイイ。我が家にはまだ無いが・・・
(なおベートーヴェン初心者は、ウィーンフィルとかベルリンフィルの演奏の方が無難)

・・・
いよいよ次回クラシックコンサートが来週末に迫ってきた。
スーパー楽しみである!!
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:44   ==

Saturday 2 Jun, 2007

ダニエル・バレンボイム

長男坊と一緒にTVで、ダニエル・バレンボイムのベートーヴェン・ピアノソナタコンサートを観た。
DaddyのHDDレコーダには、幾つかのキーワードが登録してあり、いつもこいつが勝手にクラシック音楽のコンサートを録画してくれている。(もちろん見逃したくない番組は個別に予約しているが・・・)

20070602-Barenboim.JPGベートーヴェンのピアノソナタ、一応アルフレッド・ブレンデル演奏のCD全集を所持しているが、あまり聴くことはないし、聴いてもつまらない。
・・Daddyにとってそんな印象しかないのが、ベートーヴェンのピアノソナタである。
今回演奏されたのは第16番、第14番「月光」、第6番、第31番だったが、どれを聴いても気持ち良かった!

20070602-Barenboim2.JPGそれに加えてバレンボイムのオッチャンが渋くてカッコイイ!!
やっぱり男性ピアニストはショパンを弾いてはいけない(勝手に思い込む)
ベートーヴェン、ブラームス、ラフマニノフ、このあたりの曲を弾きこなせるようになりたい!!
と再認識した。10年後のDaddyはどうなっているんだろう・・・

Daddyが心地良く聴いていると長男坊は2曲目「月光」の出だしから急にシクシク泣き出した・・・?
時々訳もなく(聞いても理由が分からず)泣き出すことがあるのだが、今回はちょっと様子が違う。
「音が大きい。ボリュームを下げる」とか、「汽車」「春」「お別れ」「悲しい」など、訳の解らぬキーワードを並べ発している。
何かが彼の心に突き刺さったようだ。やはり音楽の力は凄い!!


20070602-BPO.JPG次に2004年5月に行われたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の野外コンサートを見た。場所はアテネ「ヘロデス・アティコス音楽堂」、どうやら古代遺跡のようである。

指揮はサイモン・ラトル、
そしてピアノ演奏がなんとバレンボイム!!
曲はブラームスのピアノ協奏曲第1番。いいのが録れてるじゃん!!
・・・もう聴く前から感無量。
20070602-BPO2.JPGちょっと小鳥の群れの鳴き声(ずっとピーピーピィーチク・・)が気になったが、演奏はもちろん文句なし。
第1楽章からクライマックス!
さすがブラームス、たまらん!!

それにしてもBSデジタルはイイ。
こんな素晴らしい演奏をタダで鑑賞できる。
画質、音の良さにも驚くばかりだ。

そして毎度のことながら、クラシック音楽に心癒されるDaddyなのであった。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:01   ==

Wednesday 16 May, 2007

クラシックコンサートチケット

次回クラシックコンサートのチケットが届いた!!
  Fujiko_Ticket.JPG
フジ子・ヘミング様のピアノ協奏曲が生で聴ける・・・
こんな日が来るとは思わなかった。
しかし曲目は、ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」または、ショパン・ピアノ協奏曲第1番、ということで相変わらず決まっていない。

最近の公演記録を知らない人のブログなんかで拝見してみると、先月はベートーヴェン、今月はショパンらしい。
Daddyが聴きたいのはもちろんベートーヴェンの皇帝である。昔からこの曲が好きだったし、数多く聴いてきたCDの中でも、フジ子ヘミング様の皇帝が一番好きなのだ。テクニック重視のピアニストたちでは弾けない、フジ子ヘミング様にしか弾けない皇帝なのである。

はっきり言って、ショパンのピアノコンチェルトだったら、他の有名ピアニストでもそれなりに聴けるし、フジ子ヘミング様より良い演奏する方もおられる。

< ↓リーフレット拡大可 >
Fujiko_Leaflet.JPGさぁ、どうなるやら・・
それにプラスして、期待しているのはアンコール演奏。
知らない人のブログによると「月の光」とか「革命のエチュード」「亡き王女のためのパヴァーヌ」、そして「ラ・カンパネラ」あたりから2,3曲が演奏されているようである。
んーーたまらん!!

本当はその後の交響曲も楽しみにしたいところなのだが、ベートーヴェンの第7番では・・・
第3楽章と第4楽章をどう演奏するのか、聴き所ではあるのだが・・・
エイドリアン・リーパー、そしてスペイン国立交響楽団の皆々様、この曲でDaddyを感動させてみたまえ!!

コンサートまであと1か月半である。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:50   ==

Sunday 15 Apr, 2007

ラファウ・ブレハッチ

我が町に凄い人がやって来る!!(リーフレット拡大可)
RafalBlechacz.JPG「ラファウ・ブレハッチ」、2005年に行われた第15回ショパン国際コンクールで優勝。同時にマズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞とすべての賞を独占したらしい・・・
何で我が町なんぞにやって来るのだろうか・・・?

ショパン国際コンクールは5年に1回開催される世界で最も難しいといわれるピアノコンクール。優勝該当者無しの年もあったりして、それはそれはかつては壁の高いコンクールだったそうだ。最近は様子が変わってきているようで・・・キャリアのあるコンクール荒らしと呼ばれる人たちは、予備選や一次予選で切られてたりするらしい。んーこういうのはどうなんだろう・・・

優勝者の有名どころは
第6回 (1960年) - マウリツィオ・ポリーニ
第7回 (1965年) - マルタ・アルゲリッチ
第9回 (1975年) - クリスティアン・ツィマーマン

特にツィマーマン、Daddyにとって神様のような存在である。
CDは聴いていても、あまり何とも思ってなかったのがアルゲリッチ。先日BSデジタル放送でシューマンのピアノ協奏曲を弾いてるのを録画しておいたのだが、昨日これを見てスーパー感動してしまった!!これからはアルゲリッチにもハマりそう!!

で、我が町の公民館大ホールの公演記録を見ていたら・・・中村紘子・・、ブーニン・・・ツィ、ツィマーマン?!はぁ??
何よこれ。いつ来たのよ。昨年?!
Daddyが大ファンになるほんのちょっと前である。あ゛ーー何てことだ。神様はいったいどんな曲を演奏されたのでしょうか・・σ(--#)

・・・
話をブレハッチに戻して、
とりあえず聴きに行くか!安いし!っと思ったが、何なのこの演奏予定曲は・・・何かのBGMじゃあるまいし、余程のショパン好きかショパンの曲を練習している人以外は、聴いてもつまらないんじゃなかろうか・・・クラシック音楽ファンの端くれであるDaddyでさえ興味ない曲が多過ぎ。もうちょっと世間一般に知られている曲を入れたらいいじゃんよぉ!
ちょっとくらいサービス精神は無いのかぁ?

折角だが、マジで残念だが、今回はパスだ。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:37   ==

Saturday 31 Mar, 2007

クリスティアン・ツィマーマン

今月初旬ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11の聴き比べをした際に知ったピアニストである。あれから予想通り「ツィマーマン」にハマっている。フジ子ヘミング様の演奏に近い感覚はあるが、かなり違う。
どんな風に違うか。
フジ子ヘミングは、時々楽譜無視?(でも良い)、崩れそうなテンポ、叙情的な響きでありながら、かつ音圧が大変豊か。それに対しツィマーマンは、ピアノを完全にコントロールする。正確なタッチでありながら、テンポは全く崩さずピアノを冷静にかつ重厚に鳴動させる。
どちらのお方も、スーパーダイナミックな音で最高のパフォーマンスを引き出しており、他のピアニストと聴き比べをするとよく分かるのだが、単なるテクニシャンではない。
ピアノ協奏曲なんかを聴いていると「こら、オケ何やってんだ!もっと鳴らせ!ちゃんと協奏しろ!!」ってな感じを受けるのは、今のところまだこのお二人しか知らない。指揮者もかなり気を遣うんだろうと思う。
たぶん根っからのクラシック音楽ファンは、ツィマーマンの演奏の方が受け入れやすいんだろう。Daddyはどっちも好きだが。

あれからツィマーマンが演奏するCDをたくさん聴いた。
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第1番、第2番/小澤征爾/ボストン響
リスト/ピアノ協奏曲第1番、第2番/小澤征爾/ボストン響
シューマン/ピアノ協奏曲/カラヤン/ベルリンフィル
グリーグ/ピアノ協奏曲/カラヤン/ベルリンフィル

ジャンジャン聴きたかったので、まだあまり深く聴き込んではいないのだが、今日また大図書館からCDを借りてきた。

Zimerman.JPGベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集
指揮はレナード・バーンスタイン、演奏はウィーンフィルなのだが、解説を読んで驚いた。
第3番〜第5番をレコーディングした後、バーンスタインが逝去されたため、第1番〜第2番はツィマーマンの弾き振りになっているとのこと。
またしても弾き振りか・・・
(左のCDジャケットで髭面の方がツィマーマン)

それにしてもカラヤンが1989年、バーンスタインが1990年にこの世を去っている。(当時交響曲ファンの端くれだったDaddyは、この頃から数年間クラシック音楽から足が遠退くことになってしまった・・)
最近指揮者では、カルロス・クライバー(2004年に逝去)とユーリ・シモノフが気になっていたりする。

まあ今後しばらくはゆっくり「ツィマーマン」を堪能したいと思う。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:50   ==

Sunday 4 Mar, 2007

ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11

次回のクラシックコンサートでは(前記事:ベートーヴェン交響曲第7番 イ長調 作品92)が演奏されるってことで聴き比べをしてみたが、同じようにショパンのピアノコンチェルト(ピアノ協奏曲)も比べてみた。ただちょっと事情が違うのは、演奏されるのはこの曲【または】ベートーベンの「皇帝」ってことなのである。どっちなんだぁー!!

つべこべ言ってもしょうがない。「皇帝」の方は、それこそ幾つCD聴いたか分からないくらいだし、回数で言えば100回は軽く超えている。
が、ショパンのピアノコンチェルトはマジメに聴いたことがない。
uccd1080.jpgまずは聴いてみようではないか、ということでCDを集めようと思ったら、あれっ?・・フジ子ヘミング様のアルバムの中にも、ひっそりと収録されていたりした。なんだCD持ってたじゃん。
(聴いてみて)あぁーこの曲かぁー・・・

でもこれだけじゃこの演奏がどうなのかよく分からない、ってことで、やっぱりCDを集めてみた。

指揮/楽団/ピアノ演奏
クラウディオ・アバド/ロンドン交響楽団/マルタ・アルゲリッチ
フィストラーリ/ロンドン交響楽団/中村紘子
スクロヴァチェフスキー/ロンドン新交響楽団/ルービンシュタイン
カジミェシュ・コルド/ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団/ブーニン
ユーリ・シモノフ/モスクワフィルハーモニー交響楽団/フジ子ヘミング
クリスティアン・ツィマーマン/ポーランド祝祭管弦楽団/ツィマーマン

ちなみに「交響楽団」と「管弦楽団」、どちらかというと交響楽団の方がフルオーケストラのイメージが強いが、大した違いは無いようである。

さて演奏の方は・・・
まずは中村紘子さん、さすがである。Daddyごときがどうこう言えたものではない。聴いててショパンだぁ・・・・と細かく美しい旋律に吸い込まれる。アルゲリッチ、ルービンシュタインも似たような感じがある。やっぱりショパンを弾く人からはショパンの音を感じる。
ちょっと意外だったのがブーニン。20年ほど前、19歳でショパン国際ピアノコンクールで優勝したあのお方である。
でも?・・・何だかよく分からない・・・超越しちゃってる?・・・悪いがDaddyには良さが全く分からない。途中でCD聴くのを止めたくらいである。

そして再度フジ子ヘミング・・・
涙ウルウルになってしまった。誰が付けたか知らないが「魂のピアニスト」とはよく言ったものだ。ピアノのテクニックとか、そういう次元ではない。こちらは違った意味で超越している。ただオケ演奏の録音がヒドい。なんでこんなにコモってるの!・・・弦楽器の艶やかさが、金管楽器の輝きが全く伝わらない。分厚い壁が音を遮断しているかのようである。
わざとか?
オケ演奏も決して悪くないので非常にもったいない。

やはりフジ子ヘミングが・・・と思っていたら、圧巻のCDがあった。
ツィマーマン!!
ネット上で評判が良いのは知っていたので、是非聴いてみたい一枚だったのだが、これが予想を遥かに上回る名演奏!!
Zimerman.jpg近くの大図書館に置いてあるのは知っていたが、いつも貸出中・・・やはり知る人は知っているCDなのだろう。
本日ようやく借りてくることができた!
そして聴いてビックリ!!フジ子ヘミングの皇帝を聴いたときの衝撃と同じくらいの驚きである。久々の大当たり!!

まず第1楽章のオケの出だしから全く違う。初っ端からバイオリンが鳴いて(泣いて)いる・・・そしてスローテンポ。初めの数秒で既にビックリなのである。
だいたいショパンのピアノコンチェルトはオケの演奏が何故かショボイというか、付録の演奏(ただ鳴らしているだけ)みたいな、似たような演奏が多いのだが、これは全くの別格。モーツァルトのような旋律の美しさ、そしてベートーベンっぽい迫力、雄弁さ!
これがショパンの曲なの?!
ピアノ演奏も半端じゃない。人間業とは思えない豊かな表現力!ショパンの曲って、こんなにふくよかで厚くダイナミックにできるんだぁ・・。
まさにスゲェーー!の一言。
こんな風に弾けるようになりたい・・・(夢は大きく!!)

驚いたことにこの楽団、ツィマーマン自身が設立、そして「弾き振り(ピアノ演奏&指揮)」である。支援者もスゴイ。フランス大統領、ポーランド大統領、ベルギー国王などなど・・・
このCD聴いたらちょっと他は色褪せちゃうなぁ。

ツィマーマンが演奏する他の曲も聴いてみたい・・・ってことで、今後ちょっとハマりそうな気配・・。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 00:35   ==

Saturday 24 Feb, 2007

ベートーヴェン交響曲第7番 イ長調 作品92

あまり好きな曲ではないが、次回のコンサート(関連記事:クラシックコンサートのチケット)では曲目にしっかり入っているので、好き嫌いを言ってもしょうがない。聞き所を掴んでおかないと折角のオケ生演奏を聴くのにもったいないので、聴き比べをしてみた。
いろいろ調べてみると第7番、なかなか作品の評判が良いので意外だ。(普通のクラシックファンなら当然なのかも知れないが・・)

CDも色々用意してみた。
指揮/演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
シモン・ラトル/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
これだけあれば・・・って何でこんなにウィーンフィル??ただの偶然である。

sym_no.7.JPGということで、ここ一週間ほど第7番を聴きまくっている。時々オケ用の楽譜(左写真:クリックで拡大可)と「にらめっこ」してみたりもする。オケ譜で曲を追うのは大変楽しいが、譜面から自分の曲のイメージが生まれるかというと、そんなことはない。そのうちそんな瞬間が来てしまったら・・・人生やり直すか?
一度は真剣に音楽の道を歩むのも良かったのかもなぁ・・と思ったりもする。

第1楽章「Poco sostenuto - Vivace」
フルート、オーボエの前半静かなメロディ部分、そしてフルートソロから展開されていく主題(ドラマ:のだめカンタービレテーマ)の部分が始まるところまでかな・・あとは勢いで聴けちゃいそう。

第2楽章「Allegretto」
Daddyの好きなベートーベンらしい楽章。
ヴィオラ、チェロ、コントラバスの静かな重圧あるメロディから始まる。バイオリンが追って入り、オーボエ、ファゴットが続き・・その他の楽器と一斉にff(フォルテッシモ)へ。やはり出だしの部分かなぁ。
後半の弦楽器同士の静かなやりとりも気持ちいい。
ここで葬送行進曲風な曲を入れたのは、やはり時代背景なのかなぁって感じる。

第3楽章「Presto」
フルート、オーボエを主にした軽やかなメロディを時折ホルン、トランペット、ティンパニが短い「ff」で締める。このやりとりがだんだん融合して壮大に。
曲中、トランペットが「ff」で20拍半と19拍音を伸ばすところでティンパニーが同時に響き渡る。この迫力ある部分たまらない!!
そして楽章始め部分のメロディが再度流れたかと思うと、突如この楽章は終わる。この「えっ!」って終わり方から次の最終楽章へ・・

第4楽章「Allegro con brio」
第7番の締め。民族舞曲風のテーマで祭りの最高潮を奏でる感じだ。同じようなリズムが続くので、モタモタ演奏されると聴いてるのがかったるくなる。一気に攻め攻めでイクほうが気持ちが高ぶる。そしてこの勢いを維持したまま終演となる。

POCG-9360_Karajan.jpg【総評】
それぞれの指揮者の演奏はどれも一長一短な部分はあるが、これはDaddyの好みの問題だろう。その上で聴いてて一番良かったと感じたのは、カラヤン「ベルリンフィル」である。やはりベートーベン、ドイツを感じる演奏だったし、テンポ・スピード感のバランスが良かった。

しかし何度も聴いているうちに、だんだんと曲が好きになってくるから不思議なものだ。
人間ってのは繰り返しに、あるいは慣れに弱い?っていうのか影響を受けやすいのか・・・どんなことにでも適応できる能力が何かを身につけさせるのだろう。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 12:58   ==

Tuesday 30 Jan, 2007

クラシックコンサートのチケット

Hemming.JPG

昨年に引き続き、クラシックコンサートのチケットを手に入れた。(まだ手元には届いていないが・・)
今回は、な、なんと!ピアノが「イングリット・フジコ・ヘミング」
もちろん迷わず「S席」15,000円、MyWifeと合わせてさらに倍!で、30,000円の出費となるわけだが、それでも涙が出るほど嬉しい!!

演奏曲目は
「ショパン: ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11」または
「ベートーベン: ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73・皇帝」、
「ベートーベン:交響曲 第7番 イ長調 作品92」
その他
しかも(やむを得ず曲目が変更となる場合がございます。予めご了承下さい)の注意書きまで・・・

「または」って何よ。お願いだから「皇帝」聴かせてぇーー!
フジ子・ヘミングが出演ってことは、聴衆はピアノを聴きに来るんだぞぉ!
交響曲第7番は無くてもいいんだぞぉ。

公演はまだまだ半年も先なのだが、夢のような気分だ・・・
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:52   ==

Monday 29 Jan, 2007

のだめカンタービレ

cantabile.JPG話題のTVプログラム「のだめカンタービレ」のアニメ版を見た。まあまあ面白かったが不満もある!何でオープニングとエンディングテーマがクラシック音楽じゃねぇのよ!それにアニメにしか出来ない表現ってもっとあるだろうに。
実写に無かった面白さをもっと引きずり出せぇーーぃ!っといったところか。まぁ・・それでも今後も時間があれば見てみようか。

実はMyWifeが実写のほうを欠かさずチェックしてたので、Daddyも何度か10分くらいツマミ食いのように見ることがあったが、なんか今一つだった。たまたま見たところが悪かったのか?第何話だか知らないが、特に音が酷くて耐えられなかったのである・・・
「のだめ」の樹里さんはいい味出してたけど、あとは何だか・・出演俳優もDaddyの好みじゃない・・特に男優のイメージは軽すぎて、音楽の深みが感じられなかった。(ちょっとしか見なかったからかも知れないが・・?)でもアニメではその辺どうせ限界がある訳で許せてしまう。
ところでMyWifeに質問してみた。
「カンタービレ」って何だか知ってる?ギョッ!(‥;) MyWife固まる・・
(-_-;)ドラマの題名の意味も知らずに最終回まで見続けたのか・・・

cantabile → 歌うように、っていう音楽記号。
Daddyもブルグミュラー25の練習曲で「パストラル」という曲の頭の部分に「Dolce Cantabile」という曲想指示があったので、たまたま知っていただけだが・・・これだと意味は「柔らかく、歌うように」である。

・・・
最近は「着オケ」というのが流行ってるらしく、TVの影響もあって「ベートーベン交響曲第7番」のダウンロードがスゴイらしい。一過性のものだとは思うが、これで本当にクラシックファンが増えればそれはそれで嬉しい気もする。が、クラシックコンサートのチケットが取り辛くなるようなことになるのはちょっと遺憾に思う。それにしても何で第7番なんだろ?
我がオーディオシステムで借りてきた交響曲全集CDから鳴らしてみた・・・さすがウィーンフィル!悪くない。
MyWifeにも聴いてもらった。これが本物の第7交響曲ですよ!!

Daddyとしてはそんなに好きな曲ではないんだが・・
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:00   ==

Sunday 28 Jan, 2007

ベートーベン漬け

今日はいつもの大図書館に行って、いつもの如くクラシック音楽のCDを借りてきた。(ちなみに毎回、子供たち用の本も十冊ほど借りてくる・・)
   20070128-Beethoven.JPG
写真左奥:ベートーベン交響曲全集(5枚組)
 指揮:サイモン・ラトル
 演奏:ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
 何と価格が10,000円!
写真右奥:ベートーベンピアノ協奏曲全集(3枚組)
 指揮:マレク・ヤノフスキ
 演奏:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 ピアノ:ゲルハルト・オピッツ
 こちらの価格が3,990円。
そして手前の2つはドビュッシーのピアノ曲集である。

その昔は「ヘルベルト・フォン・カラヤン」「レナード・バーンスタイン」「ブルーノ・ワルター」など指揮者にこだわっていたりもしたが、当時はお金が無かったし大図書館にも通えなかったので、この辺りなら外れは無いだろう、との気持ちからだった。
今では全部合わせて20,000円弱にもなる高音質CDをタダで聴くことが出来る。20数年前、FMラジオで懸命にエアチェックしていたころのDaddyに伝えてあげたいものだ・・・。
最近では音源が古くないかどうか、だいたい1995年以降の録音のものかどうかを気にして借りてきている。録音技術も大変進歩しているのだ。

帰宅後、まずチェックしたのは「ピアノ協奏曲第5番・皇帝」である。
んーー旋律はとても綺麗なのだが・・・
躍動感がないっていうか・・重みが無いっていうか・・
これまでもいろんな皇帝を聴いてはいるが、フジ子ヘミングの皇帝を聴いてしまってからはどれを聴いても平凡過ぎてダメ。
改めてホントに凄いピアニストだと感じてしまう。

・・・
しばらくの間は、就寝の際にipodで聴く音楽がベートーベンとなる。
久しぶりのベートーベン漬けだ。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:41   ==

Wednesday 3 Jan, 2007

オーディオチューニング

ニューイヤーコンサートの音質に不満を感じたDaddyは、久しぶりに本格的なオーディオいじりを楽しんだ。今回チューニングの目的は、弦楽器(特にチェロ、コントラバス)のふくよか感を出すことである。
アンプの買い換えは金がかかる(10万円前後となる)ので、これは出来るだけ避けたい、との一心からだ。

音源はBSデジタルからフルデジタルアンプ(VRS−7100)へ同軸デジタル接続、メインスピーカ(SC−A555SA)への接続も一応太めのケーブルを使用し、オーディオマニアもどき程度のことはしてある。
他にもセンタースピーカ、リアスピーカ、スーパーウーファーなんかもソコソコのものを揃えているが、そちらは映画を観るときのためのものなので、今回は無視した。

まずはスピーカの指向性の問題か?・・・
一昨日と同じようにスピーカの向きを変えてみる・・
位置を変えてみる・・・
足を変えてみる・・・
大差ない。

アンプの設定をやり直してみる。
試聴位置からの距離、バランス、音圧レベル・・・
大差ない。

やはりダメか・・・
そして最後の手段。かつての名器を鳴らしてみるか・・・
APM-66ES.JPGSONYの「APM−66ES」
まだCDが主流になる前、クラシック音楽のレコードを鳴らすためにDaddyがアルバイトをして貯めたお金で、やっと手に入れた代物である。もう20年ほど前にもなるのだが、オーディオ全盛期に作られた物で、今でも人気のある機種だ。
スピーカセレクタが無いので、ケーブルをつなぎ替える。・・・しばらく使っていなかったのでエージング(暖機運転みたいなもの)を数十分・・
さて試しに以前録画しておいたフジコヘミングのベートーベン皇帝
(旧記事:フジ子ヘミングでベートーベンフジ子ヘミングでベートーベン・その2)を試聴してみた・・・

ん?あれ?一瞬耳を疑った。
チェロの音色、コントラバスの音色・・・心に染み渡るように聞こえてくる。
こ、これだ!!
・・・諦めかけていた中、求めていた音がついに出てきた。やわらかく包まれる音。若干バイオリンやヴィオラのツヤっぽさに薄曇り感があるが、そんなことはあまり気にならない心地良さである。マメに鳴らしてエージングが進めばこの薄曇り感も無くなるかも・・・新旧機器の相性がこれほど良いとは全くの予想外だ。
・・・早速MyWifeを呼んで音楽鑑賞タイムとなった。どうやらMyWifeも感動してくれたようだ。
もちろん生演奏には敵わないが、オーディオ機器を侮るべからずである!

実はこのスピーカ、もうだいぶ古いものなので、近々ちゃんとメンテナンスしてくれるマニアにでも売ろうと思っていたのだが、売っ払ったところでせいぜい4万円くらいにしかならないだろう。しかしこの音は売れない・・代替機種でもあれば別だが、そうそう見つかる物ではない。
ならばこれからもDaddyの心を躍らせてもらおうではないか。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:24   ==