Sunday 10 Oct, 2010

ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調

先日HDDビデオにて、NHK交響楽団定期演奏会での第九を聴いた。言わずと知れたベートーヴェン最後の交響曲である。

1945年6月戦時中、焼け野原の東京日比谷公会堂でも、N響の前身(日本交響楽団)で定期公演、第九が演奏されたんだそうだ・・・
終戦2か月前。住むところ、食べ物にも不自由するなかの演奏会。オケや合唱メンバーを集めるだけでも大変だったろうに。
ましてそれを聴きに行った人ってどんな人たちなんだ?

ちょっと裏側までは想像できないのだが・・・

20101009_BeethovenSinfonieNr. 9 d-moll op. 125.jpg今回聴いた演奏
 ソプラノ : 小林沙羅さん
 アルト   : 福原寿美枝さん
 テノール : 志田雄啓さん
 バリトン : ジョン・ハオさん
 合 唱   : 国立音楽大学合唱団
        玉川大学芸術学部合唱団
        成城合唱団
 管弦楽  : NHK交響楽団
 指 揮   : 井上道義さん

どう植え付けられたイメージなのか分からないが、Daddyの心に入り込む演奏とそうでないそれは、ハッキリと分かれて聞こえる。
井上さん指揮の演奏は好きなのが多いので、今回も外れることなく、最後まで聞き入ってしまった。

話は若干逸れるが、Daddyが就寝時にipodで聴く音楽は、この第九の第3楽章である。
365日のうち、たぶん350日以上は聴いている。もちろんその後に続く第4楽章(合唱のあるところ)まで流れるのだが、ほぼその前には熟睡。
もうこの習慣はかれこれ2年以上経つだろうか・・・
逆にこれがないと眠れないし、ちょっとした恐怖感すらある。

指揮者はいろいろ。フルトヴェングラー、バレンボイム、ワルター、カラヤン、バーンスタイン、ラトル・・・
それでも、聴く盤はだんだんと絞られてくる。だからといってお奨めはしない。
第九の第3楽章を聞いて、すぐに素晴らしい!!って思える人は少ないと思う。こんなに聴いているDaddyでも、未だに難解な箇所があったりして・・

聴くなら是非、第1楽章から!
1時間は超えるので、覚悟して!!(笑)
(10月12日掲載)
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:59   ==

Saturday 19 Jun, 2010

ベルリン交響楽団

Berliner Symphoniker.jpgまたまたクラシックコンサートに足を運んだ。
場所は栃木県壬生町の中央公民館大ホール。

年に数回は来ているが、このホールは音の響きが良く、心地好く音楽を聴けるところである。
今日の席もとってもいい感じだった^^


指揮:リオール・シャンバダール
ピアノ:アンドリュー・フォン・オーエン

20100619_ConcertView.jpg== 曲目 ==
1.シューベルト
   交響曲第7番ロ短調「未完成」D.759
2.ラフマニノフ
   ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18
3.ベートーヴェン
   交響曲第5番ハ短調「運命」作品67

今回は曲目からして涙は無いだろうと思い、ハンカチは気にしていなかったのだが、まんまと裏切られた。
1曲目のシューベルトが始まって、1分もしないうちにウルウルである。
もう飽きるほど聴いた曲なのに・・・こんなにいい曲だったっけ?

何より演奏がいい!
ドイツの楽団らしく、中低音の効いた安定感ある演奏!!
ベルリンフィルじゃないけど、十分満足!!

次に出てきたピアニスト
オーエンさん、かっちょいい!なかなかの美男子^^
身長はいくつ? 185cm以上はありそう?
演奏を終えたあとは突然聴衆席に現れ、Daddyから左に5mほどのシートに着席。
まだアンコール2曲を終えたばかりである。聴衆はオーエンさんの登場に気付くと一斉に注目&拍手が沸き上がった!!
本人も嬉しそう^^

にしてもだ、近くで見てもカッチョイイ!
あれは反則だ。
ステージで見ると大きかったが、近くだとやや小さく見えた・・・なんでだろ?(それでも長身には変わりないが)

ピアノ演奏のほうは上手かったけど、もう一伸びしそうな感じがする。今後も注目したいピアニストだ。

そしてそして大好きなベートーヴェン
変に色付けした演奏はしないで欲しいのだが、さすがドイツの楽団、文句なし!!
これぞ第5番、という実直な演奏だった。
ベートーヴェン最高!!

さらにアンコール3曲
指揮者、シャンパダールさんは、とってもお茶目。
お相撲さんのような太っちょで、後ろ(聴衆のほう)を振り返る姿が微笑ましい(笑)
あまり上手ではない日本語もご愛嬌。

全体を通して
大満足、素晴らしいコンサートだった。

ちなみにDaddyからのブラボーは、
トータル4回だったと思う(^_^)v
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:50   ==

Sunday 28 Mar, 2010

獨協医科大学管弦楽団

20100328-Dokkyou.jpg第23回の定期演奏会にお邪魔した。
場所は栃木市文化会館大ホール、意外なことに初めて行くところなのである。

<< 曲目 >>
モーツァルト「劇場支配人」序曲
芥川也寸志 弦楽のための3楽章
ベートーヴェン 交響曲第7番

いきなり驚いたのが音!
20100328-153839栃木市文化会館.jpgこのホール、いい響きだわ〜るんるん
今後、ここでの催しもチェックしようかフリーダイヤル

さて演奏のほうは・・・
アマチュア楽団ですからね〜、まぁボチボチ
芥川さんの曲は初めて聴いたけど、いい感じだった。
今後機会をつくってCDを聴いてみようと思う。

先日の鹿沼フィルとどっちが?
比較しないほうがいいかね、曲も違うしわーい(嬉しい顔)
ただDaddy得意の「ブラボー」は出なかった・・・
(言わせて欲しいのにバッド(下向き矢印)
(3月30日掲載)
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:05   ==

Saturday 26 Dec, 2009

羽石道代プラス井出朋子

20091226-135648 (Large).jpg今年最後のコンサートに足を運んだ。
羽石道代さん、昨年栃響とのコンチェルトでDaddyがすっかり撃ち抜かれてしまったピアニストである。
あちこちコンサートに行くが、次も絶対に聴きに行こうexclamationと思える人ってなかなかいないものだ。

前回は1曲のみだったが今回は彼女主催のコンサート「第4回羽石道代プラスシリーズ」である。

【曲目】
・バッハ イギリス組曲第2番BWV807(Pf)
・山田武彦 ジャン・セバスティヤン(Fl+Pf)
・ラヴェル ソナチネ(Pf)
・ダマーズ 演奏会用ソナタ(Fl+Pf)
--休憩--
・ショパン バラード第1番ト短調Op.23(Pf)
・ライネッケ ピアノとフルートのためのソナタ「ウンディーヌ」Op.167(Fl+Pf)

20091226-resttime (Large).jpg涙ウルウルになること3回、
やっぱり良かったグッド(上向き矢印)

特にバッハとショパン。
半年前ツィメルマンのリサイタルでも感じたが、バッハはロックexclamation×2
ノリノリであるるんるん

今年最後のコンサートは大満足!
お腹いっぱいだー(長音記号1)

さて残るは大掃除と年賀状、仕事は納会、同窓会・・・
スーパー忙しいぞフリーダイヤル
(12月27日掲載)
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 07:56   ==

Sunday 6 Dec, 2009

クリスマス・ガラ・コンサート

20091206-K-Campanini.jpgK−カンパニーニによるコンサートに行ってきた。
(曲目は写真をクリック)
珍しい企画もの!

くるみ割り人形では、曲間に「語り」が入ってこれを聴きたかったのだが、珍しいことに長男坊が眠り出してしまい・・・
いびきが気になり、ハンカチで口を押さえたり、鼻を摘んだり忙しいDaddy・・・
お話が全然耳に入りましぇ〜んバッド(下向き矢印)

休憩を挟み、長男目目覚めた

20091206-View.jpgグリーグのピアノ協奏曲第1番、いい感じ!!
プッチーニの歌劇、ソプラノ良かった!!
ライネッケのフルート協奏曲、初めて聴いた!!
ヴェルディ椿姫「乾杯の歌」、盛り上がった!!

テンポ良く、次から次へとソリストが出てくる。
指揮者(小森康弘さん)のお人柄だろうか、とても温かい雰囲気で好感の持てるコンサートだった。

(小森康弘さんのブログ発見わーい(嬉しい顔)
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 17:42   ==

Saturday 5 Dec, 2009

フジ子ヘミング&アンサンブル・ベルリン

200912_Fujiko.jpgフジ子ヘミングさんのコンサートに行ってきた。
席は3列目、超特等席である。
チケットを購入したのは6月だったなぁ〜

今回はモーツァルトのコンチェルト21番、
彼女の演奏だとどんな風になっちゃうのか、大いに期待していたが・・・
耳の調子が良くなかったのか、体調が優れなかったのか・・・
ノーコメントであるバッド(下向き矢印)

それよりも、今回のメインはアンサンブル・ベルリンだ。
ベルリンフィルのメンバーとのことだが
お小遣い稼ぎだろうか?
補欠メンバーなのだろうか?
詳細は分からないが、素晴らしい演奏!!

テンポの速い曲、破裂音のようなタイミングの取りにくい曲、なめらかな曲、どれを聴いても心地良い。
生のアンサンブル(4〜6重奏)でここまでできるなんて・・・
まるでCDを聴いているような安定感だった。
もちろんCD以上の感動ぴかぴか(新しい)

特にオーボエのソロ、ファゴットのソロ
Daddyはあまり聴くことが無いので新鮮だった。

今回は「ブラボー」を2回プレゼントるんるん
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:15   ==

Sunday 4 Oct, 2009

初クインテット

「はじめてのクラシック」と題されたコンサート、対象年齢3歳以上ということもあり、小さいお子様がたくさん!!
入場制限は無かったようで赤ちゃんまで・・・

トリッチ・トラッチ・ポルカにて開演
Daddy、初のクインテット(五重奏)鑑賞なのだが・・・
かなりいい!
演奏者たちのこと全然調べてなかったので、大した期待もしてなかったのだが、その演奏レベルにはビックリだぴかぴか(新しい)
先週に引き続き、こんなにいい演奏が聴けるとは思わなかった。
できれば、ゆっくり静かに聴きたいところだが・・・

前の子供、ギャーギャービービーうるさい。
まぁ今日はそういう企画なのだから仕方ないにしても、後ろのお母様方はどうなんだ?
ずーっと話している。しかも普通の声で・・・
あんたら音楽聴いてないだろうが。お喋りしに来たんなら他でやれ。

20091004_Quintet.jpg


指揮者体験コーナーは面白かった。
ビゼーのカルメン前奏曲を子供たちが指揮する。
子供の指揮棒に合わせて曲のスピードが変わるのだが、バラバラな演奏にならずそれなりにまとめる・・・やっぱり上手いなぁー

後半はオーケストラではないモルダウ、それから展覧会の絵、
どちらも久しぶりに聴いたのだが、こんなにいい曲だったっけ?
という印象ぴかぴか(新しい)

やっぱり生で聴く音楽はイイなぁexclamation×2
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 20:04   ==

Sunday 27 Sep, 2009

鹿沼フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会

20090927_KPO.JPG鹿沼フィル、宇都宮市の隣市のアマオケなのだが、Daddyの知人が楽団員・・・
あの・・・知らなかったんですけど!!

身長180cm、体重100kgあろうかという巨漢男、実はフルート奏者だったなんて・・・
彼の奥様経由でチケットをゲットし、鹿沼フィルの演奏会に初めて行ってきた。

== 演奏曲目 ==
・フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調
・ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調

指揮:神永秀明さん
ピアノ:赤澤真由子さん

前奏曲は・・・
今一だったかなぁ。なんかバラバラな印象。
チューニングも少々ずれていたような・・・
ま、こんなものかなと思って次の曲へ

ラフマニノフのピアノコンチェルト
ピアノ・・・上手いなぁ赤澤さん、結構パワフルな感じの弾き方だけど音量が出てこない。ちょっとピアノの筐体が小さいかな?
オケの音にピアノの音が掻き消される・・・
もったいない!

それでも、キターッ!!
第1楽章始まって早々、涙ウルウル、こぼれてしまうのを耐える!
まだ始まったばかりなのに。
曲は最後まで安心して聴いてられる安定した演奏。
1stフルートの響き・・・いいなぁ。
第3楽章クライマックスも感無量だった!!

休憩挟んで、
ドヴォルザークの交響曲、出だしのところで不安定な感じもしたが、細かいところは気にしな〜い。
全体的によく纏まってて聴いてて気持ち良かった。

楽団の皆さんは本業を別に抱えながらの演奏活動。
すごく頑張ったんだろうなぁーと思う。
そんな想いもあってDaddyの口からは「ブラボー!!」

ティンパニ、カッコ良かった!!
こちらにもブラボー!!


あまり大きな期待をしていなかった分、予想以上にいい演奏が聴けて得した気分だった。また是非足を運びたいと思う。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:07   ==

Saturday 6 Jun, 2009

ツィメルマン ピアノ・リサイタル

ZimermanProgram.jpgDaddyの中では神様のような存在。
世界的なピアニスト、ツィメルマンのリサイタルに行ってきた。

ピアノはマイピアノを持ち歩き、専属の調律師付きである。今後のスケジュールを見ると、サントリーホール、横浜みなとみらいホール・・・なんでまたこんな片田舎に来て下さるのやら?
お陰様で出費もそこそこにお会いすることができるのだが、家族4人ともなれば、それなりになってしまう・・・

で、演奏は文句なし!
ピアノってこんなに音量が出るんだ・・・と、そのダイナミックレンジには痺れた。これは自分の練習にも大いに参考になった。

ますはバッハ、パルティータ第2番、特に第6曲ではもうノリノリ。
とても迫力のあるバッハで面白く、テンポの重要性を感じた。
カッコイイ曲だったと思う。

そして久しぶりに大感動!!
ベートーヴェンのピアノソナタ第32番。今までCDなどでは何度も聴いており、それでも心が揺らぐことなど無かった曲だが、不意に訪れてくる不思議な波。第2楽章中盤あたりで体中が妙な感覚に包まれ、急に涙が溢れ出した・・・
これですよ、これ! コンサートじゃないと、こうはならない。

最後の曲、シマノフスキ「ポーランド民謡の主題による変奏曲」も素敵な曲だった。


当然ながら最後には長男坊と一緒に「ブラボー!!」
ホールでは一番デカイ声で4回ほど叫んだろうか。だが声が少なすぎる。みんな拍手は頑張っているのだが、ブラボーの声は4、5人のみ。
こんなに凄い演奏を聴いたのに寂しいじゃないか・・・

ということで、残念ながらアンコールは無かった。
それでも、今まで聴いたクラシックコンサートの中で最高の気分だったように思う。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:44   ==

Saturday 25 Apr, 2009

Krystian Zimerman

20090425_Zimerman.JPG久しぶりにコンサートチケットを入手した。
しかも今回は憧れのツィマーマン!

ツィマーマン、ツィメルマン・・・
クリスティアン、クリスチャン、日本語表記が色々あって、一時期Daddyもピンとこなかったが同一人物である。
当ブログでも2,3度は記したことがあろうか。

彼の演奏はCDでしか聴いたことが無いのだが、とにかく上手い。
しかも響いてくる。特にベートーヴェンやショパン、ラフマニノフのピアノコンチェルトは、いずれもDaddyのお気に入り!

今回のリサイタルでは、曲目がまだ決まっておらず後日発表となっている。公演情報はマメにチェックし、しっかり予習して聴き入りたい。

あとはトラブル無く、無事に開催されることを望むばかり・・・
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:25   ==

Thursday 1 Jan, 2009

恭賀新年

多くのブロガーがネット上で新年の挨拶を行っている。
Daddyもそうしようかどうかと迷うところではあるが、マイペースは貫きたい。基本スタンスは日記帳なのだ・・・

さて先の元旦では何を書いたのかと思えば、去年は若干の「思い」が記してあったが、一昨年はなかった。しかしどちらもDaddyらしい正月を過ごしていたように思う。一昨年は心的な調子も良くなかったように記憶している。

今年は、初めて子供たちが眠らずに新年を迎えた年である。
夜10時にもなれば、いつも辛くなってしまう次男坊がなぜか眠そうにしない。きっとワクワクだったのだろう。逆にいつも寝付きの悪い長男坊はすでに眠そう・・・あれれ?

そして除夜の鐘を聞きながらいよいよ午前0時、
子供たちは家中の時計を確認!!

長男坊は「お正月だよ!」を連呼し、次男坊は変わらずニヤケが止まらないわーい(嬉しい顔)

こんなに嬉しいものなんだ。
Daddyもそうだったのかなぁ・・・


20090101-NewYearConcert.JPGそしてDaddy、正月のの楽しみといえば
「ウィーンフィル ニューイヤーコンサート」
今年の指揮者は、当ブログでも度々記事にしていたダニエル・バレンボイム!

「美しく青きドナウ」のイントロが中断されて、恒例の新年挨拶では、世界平和、中東へのメッセージ・・・
バレンボイム氏ならではの重く心のこもった言葉だった。
ちょっと感慨深くもなったが、演奏のほうは文句なし!
さすが!!


これでDaddyもいよいよ2009年モード
今年はチャレンジの年だろうか?
仕事、英語、ピアノ、どれもこれもワンランク上げたい!
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:42   ==

Sunday 5 Oct, 2008

ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団

先週に引き続きクラシックコンサート。ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団、指揮はクリスチャン・ヤルヴィである。

20081005-stage.JPGちょっと次男坊には酷なので、今回はDaddyと長男坊だけで出陣した。
席は最前列、指揮台のちょっと左側、ステージから1m半くらいの距離ということで、コンマスが目の前に!!
前過ぎるだろぉーと思ったが、後でこれが悪くないことに気付く。

今日の大ホールはガラガラ。席の半分も埋まってない。無理もない。先週別オケのコンサートがあったばかりである。よほど好きな人じゃないと来ないだろ。

楽団の方が登場しステージ上の席に着こうとすると、すでに拍手が巻き起こる。長男坊には指揮者が出て来たらでいいよ、といつもの台詞。
我が町のクラシックコンサートはこんなものだ。

== 曲目 ==
1.グリーグ 「ペールギュント」第1組曲 作品46
2.シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
3.ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調「運命」作品67

まず第1曲目
前奏曲「朝」が終わると拍手が、と思ったら「シーン」と静まる大ホール。あれっ・・いつもの我が田舎のコンサートじゃないぞ?
いいねぇ、こうでなくては!
「山の魔王の宮殿にて」では、どんどんテンポが早くなるところの演奏がぼやけず一気に! 素晴らしい!!
やはり生オケは違う。こんなにいい曲だったかぁ? と感心。

2曲目はシベリウス。
Daddyは初シベリウスである。ようやくこのような機会がやってきた。以前から気にはなっていた作曲家の一人である。
ソリストは川久保賜紀さん。登場してビックリ! Daddyの目前2mほどに位置している。最前列ということもあり当然ながらDaddyの視界にはステージしか目に入らないため、ソリストがスーパー近い!!視界の大部分を川久保さんが占めてしまう。またソロヴァイオリンのボディの鳴りがよく聞こて、ピアニッシモ部分のかすれるような音、堪らないゾクゾク感だ。

第1楽章が終わると、Daddyの右に座ってるオヤジが透かさず拍手!
気持ちは分かるが・・・だが釣られる人もなく直ぐに止んだ。

続く第2楽章以降もソリスト川久保さん、素晴らしい演奏!!
Daddyのために演奏して頂いたようなものだ。指定席5,000円は安すぎである。ありがたや m(_ _)m

そして演奏後、我が町の大ホールでは珍しくソリストのアンコール。
聴衆が少ない割には盛大な拍手が巻き起こり、川久保さんがコンマス周辺の人に笑顔で「どうしましょう・・」と言っている口の動きも見て取れた。
アンコール曲はバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタより「ブーレ」
もう大満足、そしてすっかり賜紀ファンになってしまったDaddy・・・


ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団.JPG休憩を挟み3曲目。
ベートーヴェン運命、今日はこの曲を聴きに来たようなものである。

第1楽章、まぁボチボチか。ややバラツキを感じることもあったが、態とであろうか? それにしても、指揮者ヤルヴィは熱い! 指揮台の上で動くうごく、半分踊っているようにも見える。これがまた楽しそうで羨ましく感じるのだ。
Daddyも踊らせてくれ、じっとなんかしてられん!

それからDaddyの好きな第2楽章が・・・
むむっ、速いぞ、速すぎだ。もっとゆったり聴かせて欲しいのだが・・・ちょっとビックリしたが、このままの勢いで第3楽章へ。この楽章も攻めるヤルヴィ。
そしてクライマックスの第4楽章はというと、これが意外と普通。でも全体として聴いたことのない「運命」で刺激的だ。・・・こんなに楽しい曲でいいのか? とも思ったが、Daddyの高揚感からすると悪くない。
「ブラボー!!」
「ブラボー!!」
Daddyは4、5回連呼したであろうか。他の客席からもブラボーが・・
我が町大ホールのクラシック公演をすべて聴いている訳ではないが、ブラボーの連呼は大変珍しいように思う。
長男坊はというと、どさくさに紛れて「ブラボー、サンヨー、サンヨー・・・」、お前は志村けん じゃなかろうが!
(拍手しながら軽くヘッドバット)

そしてオケのアンコールは2曲、聴衆が少なくてもサービス精神タップリである。バルトークのルーマニア民族舞曲からと、ブラームスのハンガリー舞曲第6番だったか。
ヤルヴィも曲に合わせて客席をチラリと見たりして、笑いを誘っていた。

===
先週の音楽会とは打って変わって、大変楽しいコンサートであった。
最前列での鑑賞は管楽器系がよく見えないのが難点だが、全体通して指揮者のような気分になって聴くことができた。
このホールでならこれもイイかも。


(10月7日掲載)
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:22   ==

Thursday 25 Sep, 2008

読売日本交響楽団

読売日本交響楽団のクラシックコンサートに行ってきた。指揮は梅田俊明さん。

== 曲 目 ==
1.チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より”ポロネーズ”
2.ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調
3.チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」

20080925-yawn.JPG今回は大人と子供席が分かれており、子供のそばに陣取ったためちょっと場所が悪いが、まあ我慢だ。
曲が始まる前から大あくびの次男坊、頼むから大イビキはかかないように・・・

1曲目
Daddyは聴いたことのない曲。それでもホールの響き具合とか楽器の音を聴いていれば、すぐに時間は過ぎてゆく。チャイコフスキーらしい賑やかで楽しい感じのする曲だった。

2曲目
ソリストは三浦友理枝さん。CDジャケットとは随分と印象が違う。思ったよりも小柄だし・・・
CDではコンチェルトを聴いてなかったが、音の傾向はそのまま。繊細で粒の揃った素直な音の印象である。舞台へのアングルが良かったため、指の動きがはっきりと見ることができた。
Daddy釘付け!すげぇーー・・・

しかし第1楽章が終わると盛大な拍手が・・・ここは静かに第2楽章を待つところ。そんなマイナーな曲じゃなかろうに。
指揮者にもやりづらそうな表情が窺えた。
第2楽章はDaddyの好きな曲である。うっとりな感じはしたが、もう一押し何か欲しい感じ・・・
それにしても左後ろの女子中学生、ひそひそ話がウルサイ!

20080925-StageAngle.JPG休憩を挟んで3曲目
予想はしていたが管楽器の迫力ったら!!ガンガン来るーー!!
音圧の空間に閉じこめられて意識が朦朧としてくるのである。生演奏じゃないと味わえない感覚だ。
だが、この曲でも最終楽章の前(第3楽章終了後)に中途半端な拍手が入ってしまう・・・
んんっ。

アンコール曲はチャイコフスキーのバレエ音楽
「白鳥の湖」から”4羽の白鳥の踊り”、とっても短い1曲で終わってしまった。まあ、しゃあないか。


クラシック音楽は敷居が高いと思う人が多いらしい。確かにDaddyもそう思う。だが聴衆のレベルが低すぎるのも大問題なのである。たとえ田舎のコンサートでも大した演奏じゃなければ拍手なんかしない、金返せ!くらいの気持ちが聴衆には欲しい。
本来、演奏側と聴衆側のレベルはほぼ同等が好ましいのだろうが、日本の音楽教育では相当難しいように思う・・・
音大生にでもなれば話は別だが。

何ともギクシャクした後味の悪い公演だった。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:00   ==

Saturday 6 Sep, 2008

グスターボ・ドゥダメル

Dudamel.jpgグスターボ・ドゥダメル
南米ベネズエラ出身、発売当時は25歳。
ベートーヴェン
交響曲第5番ハ短調 作品67《運命》
交響曲第7番イ長調 作品92
(シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ)

2年ほど前に評判だったCDを今更ながら聴いてみた。
どうやら宣伝文句に踊らされた感じがしなくもないが、全体として悪くはない。一度聴いたらもう聴く気の起きないCDも山ほどある中、そんなうんざりするような出来では決してない。

Daddyの好きな運命第2楽章は、ゆったりで心休まる。第3楽章への入り方も自然な感じ。全体を通して各楽章間の「間」が短めでいい。偶然そうなっているのか、意識してそうしたのかは不明だが。

第7番はなかなか聴き応えがある。カルロス・クライバーを思い起こさせるようなテンポだが、やはりクライバーの演奏とは違ってそれなりに楽しい。だが第4楽章のテンポは速過ぎで、正直Daddyには疲れる。こんなに速い第4楽章を聴いたことがないが、これをカッチリ演奏する楽団もなかなか凄い!

他の曲も聴いてみたいとは思わないが、何よりもこれを25歳で作り上げてしまったドゥダメルは非凡だと思う。
今後の活躍に注目したい一人だ。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 19:03   ==

Saturday 21 Jun, 2008

海上自衛隊横須賀音楽隊

毎年6月恒例、育成会のボウリング大会に参加した。

20080621-bowling.JPG今年もDaddyは見学。スポーツにお金を掛けるのはあまり好きじゃないのである。それに大した成績は残せないし。
それよりも子供たちの様子を見ている方が楽しい。
長男坊、次男坊には、毎年同じようなアドバイスをしているDaddyだが、今年も期待通りなのであった。進歩した点はパワーが付いたこと、ファールが無かったことだろうか。

それでも二人とも存分に楽しめたようだ。
成績(ガター無しレーン使用で2ゲーム、順位は44人中だったか?)
長男坊:64、67 36位
次男坊:87、95 11位

次男坊、大健闘である!!


ボウリング大会の後は、海上自衛隊横須賀音楽隊のコンサートに行ってきた。
20080621-brassbans.JPG今年1月には東京音楽隊の演奏を聴いたのだが、横須賀音楽隊の色(雰囲気)が全然違うことに驚く。
こちらの音楽隊の方がかなり庶民的?なのである。

クラシックコンサートと違い気楽ではあるのだが、次男坊は例の如く「おやすみタイム」となってしまう・・・
いびきウルサイ!!

20080621-cosplay.JPG休憩時間には隊員服を着てコスプレ。
自衛隊のお姉様のアドバイスもあり
「敬礼!!」

Daddyの気に入った曲はNHK大河ドラマ「篤姫」のテーマ。なかなか聴けない演奏なので嬉しかった。それとアンコール曲で歌われた「旅立ちの日に」、そして定番「軍艦マーチ」

軍艦マーチは本当にカッコイイ曲だ。MyWifeは忌まわしき戦争のイメージがあり、あまり好きではないそうだが、この名曲にそんなマイナスのイメージが付いて回ってしまうのがとても惜しいと思うDaddyであった。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:50   ==

Sunday 15 Jun, 2008

栃木県交響楽団

栃響の第85回定期演奏会を聴いてきた。

この楽団の演奏を聴くのは15、6年ぶり。当時はDaddyも若かったが、演奏はというと・・・。
あのときの曲はベートヴェンの「英雄」だったなぁ。

さて今回は?
20080615-jam.jpg会場に到着すると何かの行列が出来ている。他に何か催しがあるのかな?と思ったら、これから鑑賞する演奏会の行列であった。
げっ!確かに全席自由なので、好きな人なら並ぶであろうことは予想できたが、それにしても長い行列だ。MyFamilyも急いでこれに続いた。

== 曲目 ==
1.ベートーヴェン 劇音楽「エグモント」序曲 作品84
2.ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
3.R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」 作品40

20080615-angle.jpgまずまずの席を確保できた。やっぱりピアノ演奏はよく見ておきたい。

開演時間とほぼ同時だったろうか、楽団の方々がステージ上に集まり出した。まだステージはライトアップされてないのだが、拍手が湧いてくる。
「まだ拍手しなくていいよ・・・」息子たちに拍手を入れるタイミングを教えたりするDaddy。

程なくコンマスと指揮者が一緒に登場!!
そしてすぐに演奏は始まった。

-- 1曲目 --
演奏はボチボチ。
序曲なんて名前が付いているが、交響曲のダイジェスト版といってもいいくらい充実した曲だ。ベートーヴェンの曲らしく厚みがあっていい感じだが、やっぱり序曲は短い。10分弱しかないのである。
だが次男坊は、演奏が始まって3分と持たず熟睡へ・・・。
いびきウルサイ!!
何度もささやくDaddyだが、そんな声が届くはずもない。

-- 2曲目 --
スタインウェイが設置されるとソリスト・羽石道代さんが・・・
って何? カッコイイ!!
ドレスを着てない女性ピアニストを初めて見たDaddy。
上下とも白、艶のあるジャンパー?とパンツ、加えて細身でスタイリッシュ!!髪染めてギターを持たせりゃちょっとした「へヴィメタ系」になれそうだ。

で、肝心の演奏はというと・・・これまたビックリ!!
Daddyは釘付け、文句無しなのである。
どう言ったらよいのやら、荒々しいようで丁寧で、もの凄く集中力を最後まで保ち続けてる様子が見て取れたが、こちらから頑張れー、ってな情けは無用で、何かパワーを感じる素晴らしい演奏だった。
正直、テクニック重視に偏りやすい曲だと思うのだが、Daddyの心にはベートーヴェンらしい精神的な響きが伝わってきた。
感無量だ。
今後、要チェックなピアニストの一人である。

-- 3曲目 --
休憩を挟んで、交響詩「英雄の生涯」
次男坊はようやくお目覚め。
この曲、子供にはちょっと難しいかな・・・とは思ったが、もったいないので頑張ってもらうことに。
交響詩というのは、簡単に言えば物語のBGM、「映画のサントラ版」みたいなものである。ある物語を音で表現しているのだ。
今回の曲だと、音楽で英雄の姿とか、英雄の妻、敵、戦闘、平穏な暮らしなどを思い浮かべながら聴くのである。

あまり興味の無い曲だったが、生演奏はやはり違う。
ヴァイオリンソロの美しい音色とか、戦闘シーンでの打楽器系の爆発的な音圧!!
意外と子供たちも楽しめたのではないかと思う。


アンコール曲はバッハ「G線上のアリア」で美しく終了。全体通して、まずまず満足の演奏会であった。
(一言、ホルン頑張れ!)
にしても今回の公演一般前売り1,200円、子供600円は安過ぎだ!!
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 23:20   ==

Saturday 31 May, 2008

イングリット・フジコ・ヘミング ソロリサイタル

FujikoPhoto.jpg昨年6月以来、フジ子様との再会である。
前回はオーケストラとの共演だったが、今回はソロである。当たり前だが、初めから終わりまでフジ子ワールドなのだ。
前回はステージすぐ側、前から2列目の超特等席だったが、今回は2階席の一番後ろ。それでもA席。2階席でも前の方はS席になっている。もちろん満席だ!

開演時間になったが5分ほどざわざわしてからフジ子様の登場。そして軽やかにスカルラッティの曲でコンサート開始!!
一曲目から涙ウルウルのDaddyである。

聴き慣れた曲が淡々と演奏されるが、その密度は濃い。CDでも生ピアノでもやっぱりフジ子様の音なのである。何がそうさせるのやら、打鍵の強さだろうか、はっきりとしたメロディだろうか、他では聴けない堪らない演奏だ。2階席の奥にも音はしっかり届いており、大変心地良い。

と演奏途中、客席でハプニング!!
ショパン「別れの曲」の終わり30秒くらいのところで、
トゥルルル・・トゥルルル・・携帯電話である。しかも長い。15〜20秒くらいは鳴っていたのではなかろうか。
大変有名で、もの悲しいながら人気のある曲だし、聴衆の気持ちは深いところに入っていたであろう。そこに携帯の音である。
ぶち壊しだ。許せないぞどんっ(衝撃)どんっ(衝撃)パンチ

そんな雰囲気を押しのけて「革命のエチュード」が続く・・・

・・・
約40分程度の演奏を終え、20分間の休憩
・・・
<< 演奏曲目(拡大可)>>
FujikoRecital.jpg次なる曲は、Daddyが楽しみにしていたベートーヴェンのピアノソナタ「テンペスト」
集中して聴くDaddy・・・
もうダメだっ、息が出来なくなる!!
特に第3楽章はハープを思わせるような綺麗な響きなのであった。

最後、リストの3曲に入ると、ボーっとしてしまうくらい頭の中がピアノの音で埋め尽くされてゆく。
・・・音の海に溺れてしまった。


アンコール曲はショパン「黒鍵のエチュード」「ノクターン第1番」
ここでノクターン1番が聴けるとは思わなかった。得した気分のDaddyである。もう何も言葉はない。
全体を通して大変素晴らしい大満足の演奏会なのであった。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 22:12   ==

Wednesday 14 May, 2008

敬愛なるベートーヴェン

DVD映画鑑賞「敬愛なるベートーヴェン」の感想である。

CopyingBeethoven.jpg原題は「Copying Beethoven」、直訳すれば「ベートーヴェンコピー」である。言葉の重みは「コピー」にあると思うのだが、これが邦題では「敬愛なるベートーヴェン」になってしまう。
原題からすると主人公はベートーヴェンではなく写譜をする女性「アンナ(架空の人物)」だと思われるから、(アンナが)『敬愛したベートーヴェン』、あるいは「アンナとベートーヴェン?」のほうがしっくりする気がする。しかし鑑賞してみると、主人公が誰なのか何とも微妙なのである。

にしても、もう少し邦題は何とかならなかったのだろうか。

それと違和感を覚えたのは英語である。ベートーヴェンが英語を喋るのである。いくら英語圏で作られたとはいえ、ここは重要な要素ではないかと思う。
通常の会話シーンならあまり気にせず見られるが、ベートーヴェンがアンナに記譜をさせるシーンも英語なのだ。CとかDとか、そのまま英語アルファベットの発音で語られてしまうと、どうしてもベートーヴェンが曲を創っているようには聞こえない。本気で音楽を勉強している人たちは、Daddy以上に違和感を感じたのではなかろうか。

それからアンナがベートーヴェンのところにやってきたのは、第九初演の4日前である。そこから未完の曲を写譜して、さらに初演の際にはオーケストラの中に隠れて耳の聞こえないベートーヴェンの指揮をサポートするのである。相当無理がある・・・
たとえベートーヴェンのコピーというくらい才能があったにせよ、オケのリハーサルにも立ち会っていない彼女がいきなり指揮をサポートするなどでき得ない。指揮者を軽んじている。
そしてこのシーンは多くの方が映画館で観て涙したそうだが、たかが10分程度の第九である。「音楽」に涙したわけではなく、映像、音、ストーリーの複合技なのだろう。映画なのだからこれでもいいのだが、もっと音楽にフォーカスして欲しかった感は否めない。
ベートーヴェンは音に命を吹き込んだのである。本物の音楽は映像無しで心に刺さる。Daddyなんざ交響曲第五番「運命」でも第六番「田園」、その他多くの曲でいくらでも泣ける。まぁ自慢できる話でもないし、Daddyの場合は泣き過ぎなのかも知れないが。


良かった点といえば、
ベートーヴェン役(エド・ハリス)の演技である。Daddyは何冊かベートーヴェンに関する本を読んだことがあり、ある程度のイメージを持っていたが、それでもまったく違和感がなかった。すごい役作りである。
不潔さ、荒々しさ、孤独感といった人間臭さ、どこか遠くを見ているような視線、それに時折見せる輝くような表情など・・・ベートーヴェンってほんとにこんな感じだったんじゃないかと思わせる演技ぶりであった。

それからBGM。当たり前だがオール・ベートーヴェンである。
知らない曲も幾つかあったが、映像と合わせて流れる曲にはコンサートやオーディオで聴いているのとはまた違った印象を持った。
特にベートーヴェンが湖畔を散策しているときに流れた第九第三楽章は、映像とよくマッチしていてたまらなく良かった。第九初演シーンよりも、こちらのほうがずっと感じ入ったDaddyである。

・・・
昔々の映画のようにインターバルが必要なほどの長編を作って欲しいとまでは言わないが、ベートーヴェンだけにもうちょっと重みが欲しかったと思う。
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 21:42   ==

Saturday 10 May, 2008

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73

相変わらず体調の戻らない次男坊。日常生活は何とかこなしているが、毎日表情は怪しい。今日もお昼前から昼寝・・・起きたのが午後4時過ぎである。いつもなら一晩寝れば治るのに、まったくしつこい。まだロタウィルスが悪さしているのだろうか。

よって今日もどこにも行けず、おとなしく家で音楽鑑賞である。
先日、MyWifeが大図書館から「皇帝」のCDを何枚か借りてきたので鑑賞してみると・・・
おっ?なかなかいい感じのが、ってことで記しておこう。

Ashkenazy.jpg指揮:ズービン・メータ
演奏:ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)、
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1983年

久しぶりの当たり!である。
Daddyとしては、オケに重厚感の不足や、締まりのない感じが気になりはしたが、それでもアシュケナージのピアノ演奏が冴える。繊細で表情のある皇帝を聴かせてくれた。
最近のアシュケナージは指揮者としての活動が多いため、彼のピアノ演奏をマジメに聴くことは無かったし、指揮ぶりのほうはあまり好みではなかったため、ちょっと意外ではあった。
今後機会があれば興味を持って聴いてみようと思う。

さてDaddyの皇帝のお気に入りといえば、こちら。
Hemming.jpg指揮:ユーリ・シモノフ
演奏:イングリット・フジコ・ヘミング(ピアノ)、
   モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
録音:2005年

上手い下手の次元ではない。良くも悪くもメチャクチャなところがいい。
テンポが揺れたり、重過ぎたり、音価が違ったり、と何だか悪いことばかり並べているようだが、これが堪らなくいいのである。好き嫌いは激しく出るだろうが、分からない人にはまったく分からないと思う。
しかし彼女のピアノ演奏には、他のピアニストでは味わえない魅力があるのだ。


===
話は我が家に戻るが、明日もあまり派手には動けそうにない。大図書館と買い物ってところだろうか。
全く遊べなかったゴールデンウィークの憂さ晴らしに、日帰り旅行にでも出かけたいのだが・・・
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 19:58   ==

Wednesday 27 Feb, 2008

アラン・ギルバート

久しぶりに特に予定のない休日。ここ2週連続で日曜出勤をしていたので、今日は振替休日のDaddyである。
今年に入ってからは、ゆっくりとMyオーディオで音楽鑑賞をする機会が無かったため、ハードディスクレコーダには録り溜まった番組がぎっしり!!
今日はこいつを消化しよう。

まずは、1月6日放送の「題名のない音楽会21」
ひぇーー、いきなりランラン様の登場!! Daddyが好きなピアニストの一人である。いつもは軽く飛ばしながら見ている音楽会なのだが、今回は最後まで釘付け・・・やっぱりこの人ったら凄いわ。見終わってからも番組を削除できないのである。

それから同日放送の「N響アワー」
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」を全曲、指揮はアラン・ギルバート。このお方、Daddyとほぼ同年代なのである。そして来年にはニューヨーク・フィルの音楽監督にご就任されるとのことで、どんな演奏を聴かせてくれるのか、本を片手に流していたら・・・
いゃー、久しぶりに気持ちいい英雄交響曲を聴かせてもらった。題名のない・・と同様に、いつもであれば軽く聞き流して、あるいは所々飛ばしながら見ることがほとんどなのだが、第4楽章までしっかり集中して聴くことができた。(本なんか読む間がなかった)
ギルバート氏の指揮は大袈裟な感じが無く、見ていて疲れない。誰とは言わないが、Daddyは体を振って懸命に指揮する姿はあまり好きではない。
その点、ギルバート氏の振りはしなやかで直感的。よって曲の聞き所が掴みやすく 「こんなところあったかー?」というような演奏箇所が幾つかあって、やや聞き飽きてた曲ではあったが、とても新鮮に感じられた。

それにしても若くしてNYフィルか。
NYフィルといえば、マーラー、トスカニーニ、ワルター、バーンスタイン
・・・と大巨匠が並ぶのだが、そんな過去の偉人たちのプレッシャーに負けるな!
これから要チェックなマエストロなのである。


で、結局1月分の番組を見きれなかった・・・
=== ☆   posted by Daddyクワトロ   ☆ =   at 18:28   ==