Saturday 5 Jan, 2019

君の膵臓を食べたい/住野よる

書き残したい気分になった。読後所感を記すのは久しぶりである。
この手の若者向け?本屋大賞系の本はまず読まないのだが、珍しく友人からのお薦めなので渋々手にすることに。

20190105-Kimisui.jpgあまり偉そうなことを言えるような才はないのだが、正直、出だしの数ページは苦だった。覚えたての言葉を並べているような、練られていないような印象を持ってしまい、これがあと数ページ続いていたら、最後まで読まなかったろう。
司馬遼太郎さんや京極夏彦さんが好きなので、Daddyは前置きを細かく書いてくれないと入り込めないようだ。といいつつ、それはそれで苦だったりもするのだが、そんな展開を前提に読んでしまう...

物語は間もなくテンポ良く進んでいく。
甘ったるい感じ、やっぱり好みの本ではないのだが、若いっていいな〜楽しそうだな〜とか思ってはいたが、

(ここからネタバレあり)
人生の残り時間を感じされる節が所々にちりばめられている。
「人生は時間だ」Daddyの子供らにもよく話したこと。そういう自身も相当意味なく過ごしてしまったのだが。
そんなこともあって、是非若い人たちに読んで感じて欲しいと思った。

明日生きられる保証はない。分かっているが、考えすぎると眠る時間すら惜しく思える。
本書にあった「生きるって何?」の問いかけに何を応えられるのか。生きた証を残したいのか、あるいはその逆か、それに意味はあるのか。
あらためて考えさせられた。

また、友人からのお薦めもあり映画(実写版)も観てみた。
理由は主人公「桜良(さくら)」が可愛いからだそうだ。
なるほど、ちょっと古風なかわいさ、ぶりっ子さを持っている女優さん。今後も期待できそうである。ストーリーは小説版と少々異なっており、やっぱり端折られている箇所がちょこちょこ、終わり方は全然違っていた。
上映時間の制約もあってか展開が速いので、心が深く入り込むだけの余裕、間がないのが大変惜しい。小説を読んでから観てしまうとダイジェスト版のようにも思えてしまう...

Daddy的には是非"本"をお薦めしたい。
「永遠のゼロ」以来、結構泣かされたわ〜

(1月10日掲載)
=== ☆   posted by Daddy   ☆ =   at 22:53   ==
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